2019.11.02
子宮筋腫と自然療法
ディエンチャンアドバンスコースでは、毎年、何らかの疾患をお持ちのモデルさんがいらっしゃり、
ベトナムからの来日講師による施術のデモンストレーションが行われます。
以前、子宮筋腫を持つクライアントがモデルとして来校した際に、
それまで平気な顔をして授業を受けていた生徒さんが「実は、私もです!」「あ、私もです!」口々にと言い出して・・・、
多くの受講生が、子宮に何らかのトラブルを抱えていることがわかり、
先生がビックリ仰天するというシーンがありました。
ディエンチャンの教えによると、病気には「陰」と「陽」がありますが、
「コブ」ができる病気は「陰」の病気。
つまり、「身体の冷え」と関係しています。
なぜ、現代の日本人は、こんなにも冷えてしまったのでしょうか・・・?
ディエンチャンによると、朝、起きたての時間が最も大事な時間。
この時間帯に、多くの方は、冷蔵庫の前に行き、オレンジジュースや野菜ジュース、豆乳、牛乳、ヨーグルトなど・・・、
冷たい飲み物を飲んだり、サラダや果物などを食べています。
これでは、陰から陽に切り替わる重要な時間帯に、身体を陰に傾けてしまい、冷やしてしまうことにつながります。
ベトナムは、日本よりもずっと暑い国ですが、人々の生活習慣を見ると、ものすごく冷えに注意しています。
冷たい飲み物を飲みたい方は、日中、熱くて喉が渇いた時に飲むようにすると良いようです。
それでも、飲み過ぎには注意が必要。
常温も体温よりはだいぶ低いですから、やはり身体を冷やすものです。
おすめめは、暑い日でも、温かいお茶。
ベトナムでは、ハスのお茶やジャスミンティーなど、1日中、色々なお茶を飲みますが、
ベトナムのお茶は、薄くても、少々ぬるくなっても、美味しくいただけます。
大盛りサラダをバリバリ食べるのは、昔から肉を常食していた欧米人の習慣です。
肉食で熱くなった身体を冷ますのには、大盛りサラダも、良いでしょう。
でも、私たちはアジア人、同じアジアの伝統的な食習慣の中に、体質改善のヒントがあるように思います。
ところで、子宮筋腫など、婦人科系の疾患によく勧められるツボに、三陰交があります。
内くるぶしの頂点から指4本上がったところです。
このツボは、脾経、肝経、腎経の3つの経絡が交わる、重要なポイント(駅で言うと、重要な路線が集まっている東京駅のような・・・!?)。
この脾経、肝経、腎経の3つともが子宮を通過する経絡ですが、ほかに、卵巣を通過する経絡として、胃経と胆経も婦人科疾患には関係あります。
そう考えると、三陰交のツボに加えて、足の第一趾(脾経と肝経)、第二趾(胃経)、第三趾(胃経の内枝)、第四趾(胆経)、第五趾(腎経の内枝)・・・、
つまり、全ての足の趾をしっかりケアすることが、とてもおすすめです。
そもそも、もし足が冷えていたら、婦人科系に限らず、あらゆる病気の原因になりかねませんネ。
本格的な冬を迎えてからでは、冷え性対策は難しいのです。
今の季節から、しっかりと冷え対策を心がけましょう。
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