2010.11.24
ディープティシュー 深層へのアプローチ
今日はディープティシュートリートメントの授業でした。
デイープティシューとは「深い組織」という意味。
セラピストがトリートメントする際には、「筋肉をもみほぐす」ことをしますが、
その際、体の表面に近いほうへアプローチしたいのか?
深いほうへアプローチしたいのか?
によって、そのトリートメント手法が異なるわけですね。
筋肉の深層にアプローチするには、
● 筋肉の構造
● 筋肉の性質
● メニューのプログラミング
● セラピストの姿勢・体重の乗せ方
● セラピストの動き方
を意識すると、大変効果が高まります。
もう、長いこと、この講座をしていますが、最初にこの講座を作ったのは、イギリスでセラピストとして働いていたときに、手を故障し、かなりの苦痛と苦労を体験したことが、その一番の理由です。当時は、クライアントが増え、仕事も増える一方、「ドアノブも握れなくて、もう限界!」なんて悩んだ時期もありました。
でも、その後、ディープティシューやセラピスト障害のコースをとったり、自分でも、かなり研究を繰り返した結果、正しい知識と「動きの基本」が最も大切なことと学びました。
せっかくセラピストの資格まで取ったのに、プロとして働き続けられない。。。こんな悲しいことはありませんよね。一人でもそのようなセラピストを減らしたいな、と思っているのです。
今日は、マンツーマンのプライベートレッスン。
みっちり練習ができました。
参加された方は、タイ古式も行うセラピストさんでしたので、体重の使い方、動きの基本が、感覚的に得とくされていて、立ち位置や足の使い方を少し紹介しただけで、すぐに技術をものにされていました。マンツーマンでしたので、私も施術を受けましたが、肩や腰が軽いこと軽いこと。
日々の疲れがとれました。
お仕事で、新しいメニューを追加して頂けること、楽しみにしています。