2011.06.14
医療従事者向け会議 自然療法 デモンストレーション
日曜日、アイ・ティー・オーさんとのお仕事で、
こどもの城(東京・青山)に行ってきました。
アイ・ティー・オーさんは、医療従事者向けの院内製剤指導やメディカルコスメの有効成分の研究、開発、販売などを行なわれている会社ですが、定期的にユーザーミーティングを行いながら、新成分の有効性や症例などを紹介する機会をつくられています。
私に依頼されたお仕事は、このミーティング内において
自然療法やタッチセラピーのデモンストレーションを行うこと。
昨年の12月には、関西でのユーザーミーティングにも同席させて頂きましたが、
今回は関東地方の医療従事者向けの会議でした。
研修会はお昼過ぎから始まり、約70名の方がご参加。
最初の演題では、新型のビタミンCやその他製剤を活用して、院内製剤を作成する実演デモンストレーションや、その成分に対する解説が行われました。
2つ目のプログラムは、ノンケミカルタイプの日焼け止めについて。
この解説は45分くらいあったのですが、私自身も、とても興味深くお話を聞かせて頂きました。
ところで、ノンケミカル サンプロテクションのという言語は日本独特の表現で、世界共通の言語ではないようです。
紫外線吸収剤と紫外線散乱剤の違い、酸化チタンや酸化亜鉛の紫外線予防効果の特性についてや、敏感肌向けにどのような処方が必要かなど、メモを片手に真剣に聞き入ってしまいました。
酸化チタンや酸化亜鉛、単に入っていればいい、というのではなく、粒子の大きさの選定や割合、物質を包み込む基材として、油分で包むか、水分で包むのかというのも効果や使用用途に影響が出るとのこと。表示成分を読むだけでは、分からないこともあるのですね。
↑ 最近でたばかりの、子供でも使えるようにと開発されたセンシティブシリーズ。
べとつかない、さらりとした使い心地が特徴です。
さて、私の担当ですが、3つ目のプログラム
「メディカルスパにおけるエステ施術」
というテーマでした。
↓ 今回は写真は上手くとれなかったので、パワポの資料をとりました。
指が入った。。。すみません。
最初に会議に参加された医療従事者の方に会社概要をかねた自己紹介を。
大きく分けて2つのお仕事をお知らせをしました。
自然療法の専門家をを海外からお呼びして、事例を発表する国際シンポジウムを行ったり、実践型の来日セミナー・ワークショップを行う運営実行周りをサポートするお仕事、
もうひとつは、自身が自然療法の専門家として、子育てママに役立つような自然療法から、スポーツ分野、また、当日のテーマであるスパやクリニックでのメニューとして役立つようなタッチセラピーや自然療法の実践指導するお仕事についてを。
そして、実際のプログラムに進み、
● フェイシャル
● ヘッドスパ
● ハンドトリートメント&リフレクソロジー
のデモンストレーションを解説を交えながら行いました。
・・・・
なんと、デモンストレーションのモデルに手をあげてくださった方は、
フェイシャルリフレクソロジーの卒業生の方でした!
また、セミナー終了後には、会議に参加された方から
「昨年、IFPAのカンファレンスで骨盤のスピーチされていませでした?お顔、どこかで見たことあったと思ったら・・」
と声をかけにきてくださいました。
確かに、骨盤コンディショニングのワークショップ致しました!
意外なところで、つながりがあるのですね。
最近は偶然のつながりが多く、自分でもびっくりしています。
他にも、ドクターの先生で「自然療法を医療とつながるように行ってみたいのだけど、、、」というようなお話を頂くこともありました。
・・・
西洋医学と自然療法、接点は難しいというように考えられることも多いのですが、イギリスなどでは、自然療法やタッチセラピーが、非常に理想的、かつ実践的に導入されている事例があります。
国がかわると、文化や歴史、人の考え方の差があるのは事実ですが、私自身も少しですが、留学・異文化生活の体験を通して、
「いいスタイルが存在するのなら、それを学びながら、その可能性を検討するとか、ポジティブな面の引き出していく」というような考え方が好きだし、大切だと思っています。
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いろいろな意味でも、今回のデモンストレーションを通じて、ちょっとしたタッチセラピーやリフレクソロジーなどに興味を持って下さる方が、おひとりでも増えればと、と思いました。
自然療法やタッチケアの素晴らしさ、少しでも多くの方に体験して頂く活動、続けていきたいですね。