2011.12.26
高齢者 皮膚の乾燥とかゆみに手作りアロマクリーム
先日は、息子を連れて実家に帰った時
おじいちゃんに、
「おい。よしこ。これに何かいいのない?」
と聞かれました。
踵のひび割れと、靴下のはき口にあたるところが、
摩擦で赤くポツポツできていました。
父の体質や皮膚の感じが、家族と言うこともあって、
良く見てきているのですが、とっても乾燥が強いタイプ。
それと、大学卒業後は高齢者のリラクセーション指導、運動指導を少人数制のレッスン形式でしていたこともあって、皮膚の乾燥がひどい方をたくさん見てきたこともあって、、、
もう皮脂の分泌が極度にへっているし、
踵なんて、もともと、ほとんどなし。
「とかく、まめに補給しないと皮膚が悲鳴を上げて、ひからびる!!!!」
とコメント。
面白い話ですが、高齢者になると、
オイルやクリームで肌がしっとり潤うだけで、
関節の動きがよくなったり、筋肉の使い方が上手くなったりすることもあります。
そんな体験もしてきたので、父の足をみたとき
「ぎゃー!なんで早くいってくれなかったの?
それは大変!お父さんも老化だわ!!!」
と。早速クリームを作りました。
オーストラリアのロン先生ブランドのオイル
Tamanu オイル
筋肉や皮膚症状などに幅広く効果が報告されているオイル
↓ ロン先生は成分だけでなく、リサーチについても明記したアカデミックファイル(参照)つけてくれるのです。
香りや薬草の香り。
フィトアロマ研究所の小島さんが、
「うちも、その効果にひかれて、持っていたこともあったんだけど、香りが強いってアロマセラピストに人気なかったのですよ。なので、今は入れてないのです」
とのこと。
確かにアロマセラピストが使うキャリアオイルにはどうかな?と思いますが、
この薬草っぽい香りが、なんとなく、いい感じでもあるのですよ。
ロン先生からの理論ファイルには、皮膚の疾患に効果がでている様子が写真付きでのっていましたよ!
作り方
① Tamanu oil 20g
② オーガニック蜜蝋 10g
③ ゼラニウムエッセンシャルオイル 8滴
↑ 世界自然療法シンポジウムでマザーアースさんから仕入れた有機蜜蝋。
これも貴重な、蜜蝋です!
1) ①、②を湯煎する。
2) 1)がかたまり始めた頃に、精油を入れる。
ところで、ロン先生が2012年に来日する方向で依頼しています!
IFPAカンファレンスやセミナーも予定中。
世界でも貴重な情報を持つロン先生、
アロマセラピストにとっては、貴重な知識や実践面での学びの場になるでしょう。
IMSIの皆もとても楽しみにしているんですよ~!
ロン先生のアロマセラピー情報については、来年もこのブログやIMSI TIMESなどを通してお知らせしていきますね。