2012.10.29
12月2日女性と自然療法フォーラム、前田アンヌさんの講演内容
触れることで世界とつながる
「TOUCH FOR WORLD International Week」
12月2日 女性と自然療法フォーラムでご講演されるスピーカーの先生から
当日のレクチャー案内が届きました。
この委員長ブログで、講演順に内容をご案内しています。
本日は、トップバッターのメラニーコーマンさんの次、
日豪でご活躍中のナチュロパス。前田アンヌさんです。
タイトルは
「オーストラリアのナチュロパシー症例&考え方 皮膚へのアプローチ」です。
・・・以下、アンヌさんより、メッセージです。
「TOUCH FOR WORLD International Week —女性と自然療法フォーラム」参加者のみなさま。こんにちは。前田アンヌです。
この講演では、皆様にオーストラリアのナチュロパシーが実際にどういうものなのか、よく知っていただくことを目的としています。
現在、世界でも自然療法が盛んな国のひとつに数えられるオーストラリア。
1950年以降徐々に発展を遂げ、国内人口6000人に対し1人の割合でナチュロパスが存在するほど自然療法が定着するようになりました。
どんな自然療法がどのように人々に利用されているのか、写真も交えてその現状をまとめて見てゆきます。
ナチュロパシーの基本哲学
ホーリズム(全体)の哲学を根底に自然療法をとらえる原則とはどのようなものなのか、具体的に説明してゆきます。
単純ヘルペス感染 2つの臨床例比較
同じ口唇ヘルペス感染でも、クライアントの年齢・症状の現れかた・クライアントのニーズによってトリートメントのプランは変化します。ここでは、個人にあわせたナチュロパシーのトリートメントを、2つのケースを比較しながら、そのアプローチの違いを見てゆきます。
アトピー性皮膚炎の症例
クリニックでよく扱う食事性アレルギーの症例とともに、ナチュロパシーで行う検査と、エビデンスに基づいたトリートメント(EBM)の重要性ついて説明します。
オーストラリアの自然療法は、セルフケアするにせよ、専門家にかかるにせよたくさんのオプションがあることが特徴ですが、地域によって格差があるのも事実です。
クイーンズランド州の田舎で開業していた頃と、現在シドニーのシティーにあるクリニックでは扱うケースも出会うクライアントさんの層もがらりと変わりました。
そんな個人的な経験も交えつつ、素のオーストラリアとその豊かな自然療法の在りかた皆様にお伝えできたらと思います。
前田アンヌ(ND)
健康に対する考え方も、知識も恐ろしく深い、アンヌ先生!
そして、オーガニックカフェ博士でもあるのですね。
お話を聞くときはいつも勉強になります!
ご参加の方 どうぞお楽しみに!