2012.11.13
競泳オリンピック選手への栄養療法&ハーブ療法のサポート
触れることで世界とつながる
「TOUCH FOR WORLD International Week」
開催まであと18日になりました。
実行委員会主催のメインイベント
●12月2日(日)女性と自然療法フォーラム
実行委員会主催の国際セミナー
● 12月1日(土)スポーツ栄養学と自然療法
● 12月3日(月)自然療法による懐妊マネジメントと不妊治療へのサポート
この委員長ブログでは、来日する先生のご案内をしています。
昨日に続き、オーストラリアから来日されるキラ先生について。
スポーツ栄養学&ハーブ療法、
競泳オリンピック選手へのケーススタディをご紹介。
・・・・・・
男性 競泳オリンピック選手
●12月2日(日)女性と自然療法フォーラム
実行委員会主催の国際セミナー
● 12月1日(土)スポーツ栄養学と自然療法
● 12月3日(月)自然療法による懐妊マネジメントと不妊治療へのサポート
この委員長ブログでは、来日する先生のご案内をしています。
昨日に続き、オーストラリアから来日されるキラ先生について。
スポーツ栄養学&ハーブ療法、
競泳オリンピック選手へのケーススタディをご紹介。
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男性 競泳オリンピック選手
主訴、体調
オリンピック選考会を3ヶ月前に控え風邪やインフルエンザなどを繰りかえし、その度に1週間は思うような練習ができず、トレーニングが継続的に行えない状態が続く。
主な症状は頭痛、鼻水、熱、寒気、疲労感で上気道感染症が続いていた。
次のオリンピック出場後を最終目標として、引退を考えていたこともあり、心理的ストレスはピークに。エネルギーレベルチェックでは10段階中5、時には2,3のとこともあった。
睡眠時間は8時間で良質な眠りがあり、血液検査の結果も異常なし。医学的には「何も問題ない」ことがとりわけフラストレーションに繋がっていた。
選手にはスポンサーがついているためマルチビタミン、ビタミンC200mg/日、鉄、プロバイオティックなどのサプリメントが支給され利用している。
オリンピック選考会を3ヶ月前に控え風邪やインフルエンザなどを繰りかえし、その度に1週間は思うような練習ができず、トレーニングが継続的に行えない状態が続く。
主な症状は頭痛、鼻水、熱、寒気、疲労感で上気道感染症が続いていた。
次のオリンピック出場後を最終目標として、引退を考えていたこともあり、心理的ストレスはピークに。エネルギーレベルチェックでは10段階中5、時には2,3のとこともあった。
睡眠時間は8時間で良質な眠りがあり、血液検査の結果も異常なし。医学的には「何も問題ない」ことがとりわけフラストレーションに繋がっていた。
選手にはスポンサーがついているためマルチビタミン、ビタミンC200mg/日、鉄、プロバイオティックなどのサプリメントが支給され利用している。
● ハーブ処方のブレンド例
o Andrographis 30ml
o Poke root 5ml
o Astragalus 50ml
o Withania 50ml
o Golden seal 20ml
o Clivers 50ml
o 1日3回、1回7mlを少量の水に薄め服用。合計205ml。
● ニュートリション処方
マグネシウム、ビタミンB、カルニチン、クロミウム、亜鉛、グルタミンの含まれたマグネシウムパウダーサプリメントを1回5gm、1日2回を水やジュースに溶かして服用する。出来る限りトレーニングとすぐに摂取するようにする。
● ニュートリション処方
マグネシウム、ビタミンB、カルニチン、クロミウム、亜鉛、グルタミンの含まれたマグネシウムパウダーサプリメントを1回5gm、1日2回を水やジュースに溶かして服用する。出来る限りトレーニングとすぐに摂取するようにする。
マグネシウムはエネルギーレベルを高めるのに必要であるが、特にビタミンBはエネルギー産生に関わるクエン酸回路に重要である。
クロミウムはたんぱく質と糖質の代謝をサポートしながら血糖の調整する。
エクササイズにより消失しやすいグルタミンは免疫問題にも必要とする。
2週間後、体調に変化が見られ再度同じ内容で処方。
5週間後までの間、疲労感、体力レベルが戻り、トレーニングも充実しメンタル面でも改善が見られた。
その後、オリンピック選考会を通過、代表メンバーとなる。
彼は現在28歳であるが、体調管理に気を配りながら、今もなお水泳を続け、年に数回の国際大会出場をこなしている。
考察
この選手の栄養状態は大変よく、トレーニングのすぐ後に糖質とたんぱく質の両方が理想的な割合で摂取。
アスリートの場合トレーニング後、適切な時間内に食事をとらないと、ストレスホルモンであるコルチゾールのレベルが高まる。
コルチゾールは分解作用もあるため筋繊維の回復にも影響が出ること、また免疫抑制にもなり、特にアスリートにとっては注意が必要である。
体調に併せて上記以外のハーブも処方した。
アスリートの免疫問題については単に免疫機能を刺激するだけでなく、血液の浄化なども含めて、伝統的にリンパ強壮で知られるハーブの活用でもって総合的にケアをすることが考えられる。
・・・・
トップアスリートならではのストレスというのがありますよね。
プレッシャーに勝つだけでなく、
本当に勝つことが目標になっているので
厳しい世界。
メンタル面、免疫面はトレーニングに加えてコンディションづくりに大事な要素。
栄養やハーブ療法のサポート興味深いです!
12/1(土) 国際セミナー「スポーツ栄養学・ハーブ療法」
12 / 2 (日) 女性と自然療法フォーラム
自然療法の国際総合学院 IMSI