2014.02.03
表現アートワークコースの初日は「自分を知る」ウォーミングアップを!
昨日は小学校の図工の先生をIMSIに招いてコラボセミナー
表現アートワークコースの第一回目を開催いたしました。
いろいろなバックグランドの女性が8人集まり、
8人それぞれの「新たな道づくり」が始まりました!
小学校での図工の授業にブレインジムを導入するというお仕事を
先生とご一緒させて頂く中で、
「この人を紹介したい、この考え方や手法に触れる機会をつくりたい!」
という思いがどんどん強くなります。
先生のワークに深く触れる時間がつくれたこと、とても嬉しく思います。
終日4日間という、ただの体験に終わらないコースでは
もっと開花していこう「アート脳」!!!
こんなところを深めてまいります。
参加されている方は、
・自閉症のお子様を持つお母様、
・ADHDと診断されたお子様を持つお母様、
・セラピストの方、
・人生、そろそろこの辺で自分らしさをみつけてみたいな、と思っている方、
・これから自然療法を勉強してみたいなと思っている方
などいろいろ。
今回の参加者のほとんどが私のブレインジムをコースやセッションで体験されている方です。
「嵯峨先生が檜森先生&アートいいって言ってたから」、、、
みたいな動機で参加された方も多く(笑)
私、感動し過ぎで話していたかな?(再度、笑)
おひとりのお母様のコメント
「子どもが生まれてから、本当にいろいろ一生懸命、できる限りのことは何でも勉強して試してきたけれど、今回のコースのことを聞いて、子どもにも良いのだろうけれど、本当に自分も楽しめることでなくっては続かない。美術館などで絵を見るのは好きなほう。自分のためにも試したい!」
と発言されていました。
私もそうですが、このアートワークに関して、
仕事に必要だから勉強する、
自分といっても、自分の状況は変化をするもので、
「今の自分」とか、「今までの自分」とか
その時、必要なものがワークで表現されます。
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ひとつめは4つの質問に対し、複数の言葉から2つずつ答えを選びながら、一枚の紙にすべてを入れて作ります。
「上手い、下手は関係ありません!」
「また、上手くなることも目的としていません!」
という先生の言葉で皆それぞれに手を動かします。
授業中は受講生の質問に答え、アートを使った計算の理解、科学の理解、
など解説がありました。
そんな中で、「ハッ」とする先生の言葉もありました。
ママさんの「数字の概念がきわめて少ない子どもに対しても、アートを使った教え方はいいのでしょうか?」
という質問に対して、アートを使った手法の事例が紹介された後、
先生はアメリカの事例をもとに、こんな言葉も紹介しました。
「アートの世界では、そのような子どもたちへのアプローチに対して、
『私たちはそのような子どもたちに計算ができるようになるというよりも、将来にわたって自分でコミュニケーションをとる力をアートで育て、人から、社会から、スムーズに助けをもらえるようにサポートしていく、という視点で指導しています』
と。足し算ができたら、引き算、割り算など、微分、積分、きりがないともいえるけれど、人は誰かに助けてもらえないと生きていけないわけで、計算をできることをゴールとしない」
と。
私だけなかな? よく考えると当たり前のことを言っているのかもしれませんが、
でも、心に残りましたのでシェアを。
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さて、次回以降では、コミュニケーションのためのアートワークがテーマです。
8名がそれぞれの道を深めてまります。
終了後、お子様むけのハサミの使い方について、
質問に丁寧に答える先生。
親子でも是非取り入れてみたいです。
息子に私が描いた絵をみせて感想を聞いてみると
こっちは面白い。 (テーマ別アート)
こっちは不思議。(自分を表すアート)
こんな答えが返ってきました。
ははは。息子の目には私が「不思議」とうつるのね。