2014.02.08
スポーツとブレインジム&原始反射ワークから
ソチオリンピックが始まりましたね。
スノーボードのスロープスタイル、角野くんお疲れ様でした!
ウィンター競技はどの競技をみても「人間わざ」と思えないです。
モーグルの上村愛子さんは今日決勝。
その前にはフィギア団体、浅田真央ちゃんが滑りますね。
男子のように強豪チェックというよりは、キム・ヨナもでないし、ロシアは一人しかみられない。
自分がしないスポーツもオリンピックはたいていみています。
怪我や苦労も多いし、環境も決して優遇されていないウィンタースポーツ。
こころから代表選手を応援したいし、いろいろなスポーツを観戦することも楽しみです。
さて、今日はサッカー選手との個人セッション、ブレインジム&原始反射ワークからひとつ。
以下の情報は了解を得て、一部を掲載。
〇 中学生男子、クラブチームに所属、大目標はJリーグ(関西のチーム)からスペインリーグでのプレー。
〇 状況 年末から年始にかけて不調、年明けの2回目の大会で不調の波から抜け出した感がある。
〇 迷いと焦り、ボールになかなか関われない、ボールをとってもすぐにとられる。上手くいかないときは、柔軟に考えられにくい、パスに影響。
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私がスポーツ関係で個人セッションをする時、意識していることや確認していることは、
(中学生以上)
〇 選手は、そのスポーツの動きを中心として日々練習をしている
〇 コーチや指導者から言われていること
〇 自分自身が課題に思っていること、目標
〇 怪我、故障、ウィークと感じる部分
〇 自身が思う得意、苦手なシーンはあるか?何か?
〇 日常生活は自身にとって理想的か?
これらを確認しながら、各個人の「脳」や「脳と身体のつながり」、「意識と無意識」に関係ありそうな部分
みつけ、目標の確認をし、日頃の生活に取り入れるとよさそうな脳トレを紹介していきます。
スポーツの人の目標は、競技よりになればなるほど
「大会で勝つ、負けない」
「本番で力を出す」
「ベストを出す」
などとシンプルに表現することが多いのですが、これは、選手であれば皆同じで、もう少し細分化が必要です。
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このセッションでは「ベストな判断」をテーマでとりあげました。


ベストな判断とは、
その後より「やりやすい」かどうか、目標につながったかどうか、
やりやすさ、とは相手より有利な状況をつくれるか?
とのこと。
これらの理想な状態に、どんな身体と脳のつながりがあったらいいのでしょう?
テーマを設定後、動きながら状況の確認と、ブレインジムなどの脳のワークを一緒にして、
家でできる、練習の前後で一人でもできる方法を伝えておきます。
試合の時期、種目特性にもよりますが、そのほとんどが、日頃のトレーニングに無理なく、短時間で、ロスなく組み合わせられるものです。
継続している人には、段階的なアプローチができるので、こういう練習やこういう状況の時に、こういう風に使うと便利
ということを説明していきます。
マニュアルや唯一の処方では、現実活用性が低くなりますが、
ある程度の選択肢や枠をつくることで、選手が手法に対する依存過多になることなく、
成長していくサポートを大切にしています。
脳と身体、そして自分と自分の動きを調和するのも、魔法はありません。
毎日、ちょこっと意識するだけ、変化が加速したり、深まるものだと
経験上感じています。
いろいろな人とワークをしていますが、本当にこのワークを恩恵を受けている人は、学んだことを、実際に取り入れて、自分なりに試している人です。
セッションや学びをいいスパイスとして、
自分の脳と身体と仲良くして、自分自身そのものが「誰よりも強い味方」に感じられるようにサポートしていきたいと思ってます。
ここは、スポーツ分野だけの話ではありません。