2014.03.03
ナチュラルシフトさんとのブレインジムワークショップ「複数のことを同時に行うときには?」
先日は江藤真規さん主宰のマザーカレッジ認定講師で、国内外のホリスティック栄養学についての情報を発信していらっしゃる「ナチュラルシフト」二宮香里さんにお声をおかけ頂いてワークショップを。
ママさん多く、赤ちゃん連れの方もいらっしゃいました。
ワークショップのテーマは
脳とカラダのコミュニケーション「ブレインジム」
二宮さんはご家族の都合でアメリカに滞在されていた時にすでに
ブレインジムをご存じだったそうですが、
最近の子どもをとりまく環境、たとえば、外遊びの時間が減っていること、
コミュニケーション力を高める機会が減っていることなどに対して、
脳と身体のコミュニケーションの大切さを意識されていらっしゃいます。
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ワークショップの主な内容 90分
★身体の動きと勉強、仕事、運動のつながりについて
★脳と身体のつながりのチェック
○グループでひとつの行動をする。
○グループで同時に1つのことをする。
○グループで同時に2つのことをする。
○グループで同時に3つのことをする。
★ブレインジムという脳の体操を7つ程度
★ブレインジム&動きのバリエーション
○子どもたちの場合
○大人(女性の場合)
★テーマ別
希望の方にトライしたいことを出して頂き、実際にデモストレーションで動きのチェック
★まとめ
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今回は2回目の方もいらっしゃいましたので、
より実践的な使い方も紹介。
スクールに戻る途中道、地下鉄の中で
「2回目は、より、現実的に吸収した感じ」
「身体の動きと脳とカラダのつながり興味を持ちました!」
そんなフィードバックを頂きました。
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さて、子育て中のママさんとセミナーをすると
「忙しくなると子どもに話しかけられても、上の空になってしまう」
「時間がないか中、ご飯、洗濯、掃除、一度にいろんなことをしている時、イライラして、子どもに影響してしまう」
というようなことをお聞きします。
あまりにも多いケースで、私にも、思い当たる体験があります。
時々、新聞やその他のコラムで、
女性は一度に多数のことをこなせる「脳」を持っている、
男性は一つのことを楽しむ傾向がある、
というようなことが書いてありますね。
でも、女性は一度に多数のことをこなせるかもしれないけれど、
それが嬉しかったり、楽しかったり、ではないようです。
会話にでてくるのは、
「だって、私がやらなければ、、、、誰もしない」
「終わらなかったら、家がぐちゃぐちゃになっちゃう」
「早くご飯たべさせて、寝かせないと、、、」
この言葉の裏には「もし、〇○しなければ、、」という恐怖感と不安があり
単に片づける、子どもの話を聞くという、シンプルな行動が、まったく楽しめないくらい行動の質を下げてしまうのです。
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先日もこの話題がでました。
上記の状況の中、自分の気持ちはどうなっているのか?
そして、その気持ちの中で行動すると、どんな風に身体が動くのか?
というワークをしました。
感情と思考、行動(自分がどう動いているか?)のバランスはとても大事です。
お母様はたいてい、当たり前に、ギリギリまで、がんばり過ぎてしまうことが多いのですね。
イライラを必死になって消しにかかるよりも、このバランスのほうが大切です。
身体の動きを使って感情や思考や行動に変化がでたり、勉強の運動のもとになっている
という脳と身体の「つながり」をお伝えしたり、みて頂くと、たいてい驚かれます。
「女性は一度の複数のことがこなせる」
よりも
「ママさんだって、ひとつひとつの行動を楽しめる」
というのは、いかがでしょうか?
このセミナーでお会いした方々は、再会が多く
フェイスブックでつながっていても、
とても尊敬し、お会いしたかった方々です。
素敵なエネルギーを頂きました。
お忙しい中お時間つくってくださいましてのご参加
ありがとうございました!
次回のブログは小学校での図工とブレインジムの共同授業についてお伝えしていきます。