嵯峨副学院長のブログ

2014.03.04

小学校で図工とブレインジムの共同授業、勉強する土台が進歩する子どもたち

先週は東京都の区立小学校へ。昨年の12月から始めた図工とブレインジムの共同授業をしてきました。

この授業は小学校3年生、全クラスを対象に1,2時間連続の図工の授業に参加しながら、その授業の中でブレインジムや脳体操を入れる形式で行っています。

私が行くのは1か月に一度ですが、小学校の先生はその間、ブレインジムの要素を取り入れてみたり、その後の子どもたちの変化をフィードバックして下さっています。

それゆえに、1回限りの体験的なセミナーではなくて、経過が見られること、子どもたちの、
「あの時の動きが、こんな風に変化している」ということを発見しやすく、

より現場に近いスタイルで

「次はこうしましょう!」
「先生、こんな身体の動きがあって、こんな意味があるのですが、試してみますか?」

と、話しあいが自然に発生します。

さて、今回は3か月目。授業で行った内容は

●脳にスィッチを入れる準備体操(2回目よりも、さらに定着をめざず)

●椅子と机を使ったブレインジムの動き(2回目よりも、体の動きのポイントをクリアーに指導)

●呼吸のリズムとカラダの動きを合わせる体験

●目を閉じたグループワーク(教室の中で)

●立って行うブレインジム2種類

●廊下や教室の壁一面をつかっておこなうブレインジム(大きな模造紙を使って)

●多目的室(広めのスペース)を使った原始反射と発達を意識した動き(確認とエクササイズを兼ねる)

道具はクレヨンと紙。
前回はガムテープを床にはって運動神経と学校の勉強、両方とも刺激したり進歩を引き出す動きを入れましたが、
今回の床は、フリースペースで印なしに。

学校の授業ですから、途中に休み時間も入ります。
休み時間の子どもたちの行動を観察するほど面白いことはありません。
未来ある子どもたちの自発的な行動はみていても、とても楽しいものです。

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この日は、3クラス同じ日に行ったので1時間目から6時間目まで連続。

いやこれを毎日している学校の先生には本当頭下がります!
だってたくさんエネルギーがいるもの。


子どもたちには顔を覚えてもらって、廊下では「あっ脳体操の先生だ!こんにちは!」と声をかけてくれます。

私も1学年90人近く、名前は覚えていなくても、
たった2回でも顔とその子がしていた動きをリンクさせて覚えているものですね。

先月の授業では、継続してワークを行うならではの、一人一人の進歩をたくさん発見しました。

何の進歩かというと

このブログのタイトルですが、「勉強や運動の土台となる体の動き」

です。

クラスを集団でみつつ、ひとりひとりの変化を観察しました。

関心がもったシーンは使う道具とワークのバリエーションを追加することによって
子どものもつひとりひとりの個性が自然に引き出されていくということです。

初回、脳の活用状態を確認するワークを図工の授業にまぜておいたとき、

「あららら、かなり難しそうね。。。」
という子どもが数多くいて、先生方と目をあわせたものでした。
(ちなみにこの学校に限らず、最近の子どもたち共通の話題ですが)

小さい紙の時は、手の動きが止まっているかのようで迷っていけど
大きい紙になったら、こんなにも創造性がでるの?

というように、

「ワークの手法や体を動かす範囲、動かし方が変えるとイキイキ度がこんなに違うのね」

というシーンを、いくつも見たことです。そんな光景を一度にたくさんみて、

「いやー、ここ、ぐんぐん伸ばしどころ!だな!」

と感動しました。

また、同時に、集団での変化を目にしました。

とびきり元気で、たまに元気が良すぎて先生や、そして私の声も
耳に入っていなかったクラスも、

先日みた景色は別物。団結そして、集中力、創造性に驚かされました。

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次回は、3月、学年最後の授業で、この学年の共同授業も最終回になります。
最終回らしく、美的アートをブレインジムで引き出す計画を相談しています。

今回は、私の息子の学童お迎えタイムになってしまい、
行えなかった「担任の先生からの質問&お話タイム」
次回はとれたらいいなと思います。

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今週、来週とブレインジムを学ぶアメリカの財団認定のコースをしております。

脳を身体のつながりを実際に体験しながら、
ご自身やお子様のため、また、生徒さんや仕事で生かしていきたいという
とびきり素敵な女性の方々が参加中です。

このメソッドや自身の体験を通して、「可能性の広がる世界」を届けられるよう
インストラクターとしてベストを尽くしたいと思います。
 

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