2015.09.07
緊張の中でもパフォーマンスを発揮していく選手のために
今週の金曜日に行うセミナーのご案内です。
区の体育協会、競技力向上委員会様からのご依頼の指導者講習会です。
このブログを読まれる方にはスポーツをされている方、
スポーツをするクライアントを持たれる方、
運動部に所属するお子さまをもつ保護者さまもおられると思います。
日頃お伝えしていることを、指導者の皆様にもお会いしてお伝えできる機会を下さいました、区の体育協会の方に感謝します。
時間が70分の講演会で20種目以上70名の方が来られる会。
短い時間ですが、とても楽しみに準備しましたよ。
内容はこちら
↓
『緊張の中でもパフォーマンスを発揮していく選手のために』
~脳と身体が心地よく成長していくアプローチ~
このような指導者の方へ
☆自分が選手の時に緊張をしやすかったので、その対応についてもサポートしたいと思われている方
☆自分は本番に強い方なので、なぜ選手が緊張するのか実感しにくく、良い方法を模索中の方
☆一方的に「教える」だけでなく、選手を「育てていくこと」を大切と感じる方
など。
<主な内容>
○ 緊張があるとき、人間の内側ではどのようなことが起きているのか? 選手の立場から理解していきます。
○ 緊張に対して、人間の内側ではどのような準備をしたらいいか、実践的なアイデアとエクササイズを紹介します。
○ 毎日の練習でこそ取りいれたいこと、について話します。
○ 子どもへの指導、大人への指導で、どのような違いがあるか、お伝えします。
○ 選手のアタマの中は、指導者からの言葉でいっぱいです。言葉がけで意識したいことについて、触れていきます。
<主 催> (公財)大田区体育協会様 <後 援> 大田区
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「スポーツと器用について」
先日、不器用と感じる人が自分らしく輝いていくために
という投稿を致しました。
スポーツ選手と不器用は一見、関係なさそうと思われがちですが、
実は似たような状況や課題が意識されやすいことがあります。
特に競技している場合。
器用に関する学びが選手でも役立つことがあります。
なぜかというと、スポーツをしている人は楽しい「だけ」でやっている人を除き、多かれ少なかれ、勝負をしています。
勝負で順位をつけるということは「他との比較」が普通にあり、
例えば、他者に対して自分より器用でセンスがあると感じたり、
自分はセンスがないと思いやすい状況があります。
また、大会では緊張やプレッシャーによって、身体が上手く動かないときもあり、
一時的に不器用な状態を体験することもあります。
一時的に不器用になるのは、
緊張やマイナス思考、
恐怖や怪我などの理由で、
練習でも大会でも日常的に起きます。
そんな時には、不器用になる仕組みについて知ることが役立ちます。
これらに気づき、準備をしていくことは、個性を強化していくことと同じように重要です。
「指導者向け」だけでなはなく、
選手自身が知っていても便利ですし、小学生から高校生くらいまでの選手なら、
毎日生活を共にしている保護者が知っていると
強力なサポートになると日々の活動から実感しております。
脳と身体がつながって、よりよいパフォーマンスが発揮できたり、
緊張に苦手意識のある選手でも確実に成長していくためのサポート。
セミナーでは「誰でも可能性を引き出していく」という視点から、お伝えしてまいります。