2017.09.18
ダウン症のお子さまと保護者さまの会にて「発達支援療育セミナー」
認定NPO法人日本ポーテージ協会川崎麻生支部 / 育児サークルスイミー・俊元会さまにお声がけいただき、川崎市へ。
ダウン症のお子さまと保護者さまを対象にした療育セミナーを担当いたしました。
内容は
「親子で一緒にリラックスして楽しめ、発達をサポートするタッチングやエクササイズ」。
長く同僚でIMSI学院長の冨野さんが活動に参加されている会。
この団体の方が、私がしている原始反射統合などの運動刺激やママさん向けのリラックス方法に関心を持っていただいたことがきっかけで、お声がけいただきました。
私も冨野さんから、ポーテージさんのメソッドやサービスが、お子さんにも、自分にも役立っていることや、先生がとっても素敵だと話しているので、とっても、楽しみにしていました。
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認定NPO法人 日本ポーテージ協会さんのパンフレット。
アメリカで50年近く歴史あり、国内でも各都道府県で行われている発達支援プログラム。
運動だけでなく、行動や認知機能、社会性など、発達段階の項目が細かく具体的にあり、
専門相談員からの指導や、家庭訪問がうけられるシステムになっています。
また、親の役割の大切さをとらえ、子どもの発達に加え、
親がリラックスして安心して、効果的に取り組めるような、
「親によりそう、シンプルで役立つプログラム」という特徴があります。
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実際のセミナーでは、
お子さまと保護者さまが、自然と楽しめてしまうエクササイズや、
体の動かし方、触れ方を交えて、紹介を。
また、それぞれのお子さまの原始反射や姿勢反射の統合の様子を観察して、サポートになるタッチングや動き、また、サポートする側のお母さまの姿勢や動き方などを、個々にご案内する時間も。
お母さま、お父さまのリラックス感と、お子さまの天使のような笑顔、
お友達とのかかわりやスキンシップ、
家族でのペースが保たれ、とても気持ちよい空気がうまれていました。
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セミナーを終えて、ポーテージの先生からご感想が届きました(許可をいただき、掲載いたします)
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本日の勉強会では、お忙しい中、貴重なお話をいただきありがとうございました。
参加者の皆様、本当に喜んでいらっしゃいました。
私が感動したことは、お母さまやお父さまがたが行う、お子様への接し方、についてです。
コツ(ツボ?)を実践することで親子関係も無駄な力を抜いて、リラックスしてふれあい、コミュニケーションを取りあうことで愛着関係がさらに増していくことを教えてくださりとても感動いたしました。
皆様がニコニコと楽しそうにお帰りになられたことが何よりの証拠です。
今後ともなにかとご相談させていただくことがあるかと存じますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
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支部の仕事やお声がけいただきました藤田さんと一緒に。
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原始反射統合と、親がリラックスして行える発達支援
知識は役立ちますし、経験も役に立ちます。
けれど、不安や迷いがあるとききは、リラックスする下地がないと、
創造性も、楽しい気持ちも、現実的には、なかなか生まれてこないもの。
特にお子さまと接する時間が多い、おかあさまも、発達支援をしながら、同時にリラックスできるようなコツ、日々の暮らしを気持ちよくすすめていくシンプルなコツを知っていただければと思っています。
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愛着形成とおかあさんのリラックス
「子育ては、愛情があれば、が、うまくいかないわけ」
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こちらは大人向けです。日常生活の中でみかけられる発達の土台となる知識をえたり、それにかかわる実際の体験をしていただく基礎ワークショップです。
テーマは子どもの発達支援、大人の発達障がい、情緒安定とストレス適応、運動力の向上、器用性と自己肯定感の形成など、自分で意識してもなかなか変容が難しい「反射」について、実際のワークの紹介となります。
すでに、これらを理解しているけれど、現場での導入、指導法が難しく感じている方もご参加いただけますが、重複することもあるかもしれません。私の経験上になりますが、目的が限定されているとき、パーソナルなときは、個人セッション/レッスンの方が、効率がよいのではないかと、思います。
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