2019.07.12
高校の部活動での自信のつけ方 ④
スポーツ選手が「自信」をつけたいときって、何をしたら、自信がつくのでしょうか?
もちろん、答えはたくさんあるはずですが、私は、シンプルに現実的に考えて、指導しています。
自信が自然につくには、2つのことが起きたとき、が、現実的には多いようです。
競技スポーツは勝ち負けがあるので、
ひとつは、①「勝った」とき。
もうひとつは、②「なにかができるようになった!」とき。
具体的には技術や体力、コミュニケーションなどの能力が高まったと実感するときです。
メンタルトレーニング「自信」を高めることができるとして、重視するのは、②の方です。
なぜなら、①は他人や対戦相手に依存した、結果だからです。
そもそも、自分を信じる力が信頼なのだから、
他人との優劣で能力が高まったとしても、かなり基盤のすくない、
メンタル的には安定をかいた、基盤の上にある「自信」となります。
どこかで無理がきます。
勝負は快不快として、脳で判断されることが多くあります。
メンタルトレーニングで強化したいのは、
工夫、対応、継続、安定性、意図とは処理のプロセスです。
脳の使い方が違うのですね。
では、どのように脳の使い方を整えて自信をたかめていくのでしょうか?
私は、成長期に体験するスポーツでは特に、
自信を高めたいとき、
いきなり自分を信頼しようなんて、言いません。
こんな言葉ですぐ変わるなら、世の中の人はすでに自信たっぷりの人であふれています。
じゃ。
どうするか??
私は、日々の生活、練習の中で、
「自己効力感」
をじわりじわりと育て行くことが大事だと思っています。
特に、チームスポーツであれば、このためのステップを踏むことで
チームメイトと一緒に育て行くことができるので、同時に
コミュニケーション能力が高まっていきます。
この方が、チームに活気がでて、個人面でも、
集団でみたときも、役に立つ経験(回路)を手にすることができ、
これが、次の成長の強い基盤となるように育っていくからです。
そして、ステップ自体が、アタマが柔らかくなったり、
笑いがでたり、脳が活性するシーンをたくさん、体験できて、面白いんですよね。
社会にでてからも
使える技能だし。
使える技能だし。
↑ここも大事!