嵯峨副学院長のブログ

2020.04.21

楽しいのに大変身!アート脳コース開催レポート①

 

楽しいのに大変身!

「女性の自信と美しさを引き出すアート脳コース」開催レポート①

 

2020年特別企画コース、『楽しいのに大変身!女性の自信と美しさを引き出すアート脳コース』5ヶ月間のコース、1回目の授業がオンラインで開講されました。

 

初回レポートでは、このコースをメインで指導いただくアートと教育のスペシャリストである檜森先生との出会いやコースの企画背景について触れていきます。

 

【コラボレーション企画の背景① アート×身体動作の教育的相乗効果!】

 

このコースは元公立小学校教師でアートを通した能力開発と特別支援教育がご専門の檜森秀子先生と、ブレインジムや原始反射統合、発達運動によるプログラムを生涯教育に生かすことを実践している私・嵯峨の共通ビジョンによって、スタートしています。

 

檜森先生との最初の出会いは2013年。先生が私の家族が行うプロボノのというボランティアによるNPO支援、社会貢献活動に関心をもたれ、そこで紹介されたことがきっかけです。

 

以来、先生が務める公立小学校で、ブレインジムを用いた図工の共同授業や、また自然療法の国際総合学院IMSI でセラピスト向け(大人向け)アート脳の講座を行ってきました。

 

その中で、檜森先生が「アートと身体動作」の教育的効果を、生徒指導の中で発見し、同時に私も原始反射統合にアプローチしながら身体動作によって能力開花する中で、先生から教えてもらった教育的アートワークを組み入れると、さらに安全で楽しく、実践継続が容易で効果が高まるを体験してきました。

 

また、個性豊かな子どものパーソナルケア、集団をテーマとした学習促進について檜森先生から教育的アドバイスをいただき、「ひとの学ぶ力って、こんな風に引き出すんだ」と感激したことにあります。

 

【コラボレーション企画の背景② 女性が70,80代になっても自分らしく貢献していくには?】

企画背景の2つめは、1年後、10年後、30年後を見据えての活動のはじまりとして、です。現在進行中の新プラン「女性が自分らしく、楽しく、高齢化社会に貢献していく」を見据えていることです。これまでの経験から、アート脳を育てていくと、日常生活が明るく、楽しく感じなり、大きな意味があることを発見しています。

 

檜森先生とは「子供も大人も、個性にマッチし、生きる力を伸ばすこと、能力開花していくこと」のアイデアと実践結果のトークが、いつも時間を忘れるほどあっという間。共通に感じるビジョンも多くあるのです。

 

「女性がいくつになっても変化に適応しながら成長し、生涯にわたって、自分らしく貢献していくこと」を目的とした「大人の学びの場」をつくること。このプランは長期活動になり、今すぐにということではないのですが、このようなテーマに夢や関心あり、実現していきたいという方とつながる材料となることも目的としています。

                                                                                         

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次に、今期コース全体の内容とテーマについて書きます。

 

【特別コースの内容とテーマ】

                                                                                         

このコースでは教育や人間的成長にアートを取り入れる効果を体験いただくことが主ですが、7C(6Cプラス1C好奇心)という項目を核としています。

 

6Cとは、「科学が教える子育て成功への道~強いココロと柔らかいアタマを持つ「超」一流の子を育てる~の共著者であるキャシー・ハシュー=パセックが提唱しているもので、以下のようなものがあります。

 

Collaboration (協働)

Communication (コミュニケーション)

Content (コンテンツ)

Critical Thinking(批評的思考)

Creativity (創造性)

Confidence (自信)

 

これに加え、特に日本の習慣や文化を踏まえて、子どもから大人まで特に大切にしたい項目Curiosity(好奇心)を追加し、本コースでは独自に7Cと表現しています。

 

※来年以降はアート×身体動作にて対象別に学習内容を分化し、10日間以上のカリキュラムになる予定ですが、今期は学習項目を広範囲にとりあげる特別コースになっています。

 

そして、檜森先生のもたれるキャラクターによるところが大きいのですが「楽しいのに大変身!」。楽しいのに、というのがポイントです。それから、アートに身体プログラムを導入することで高まる効果についても、実際の指導からみられたことを説明していき、実際にも行います。

 

苦しんで、大変身×

楽しいのに、大変身

 

苦労しないと、変化しないと思い込んでいる方には、その鎧をぬぎ、自分が好きな色と形の服をみにつけることになるでしょう!

 

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【第1回のレポート】※国内の状況によりZoomによるオンライン授業で開催されました。

 

今回のコースは嵯峨の口コミで集まった方ばかりの合計7名さまで教育、医療、美容、セラピスト職の方々。先生と私をいれて9人のチームでスタートしました。

 

そして、タイトルに女性の、、、と、ありますが、内容に興味をいただかれ、なんと男性の方も参加いただいています!異性がまじると、学ぶ視点がふえるので、提供側として嬉しいですね。

 

アート好き、得意な方もいらっしゃるのですが、アートを自分の苦手分野として、「自分には無理、、いままで手をつけてこなかったんです、、、」という方もいます。

 

やはりアートというと特定のイメージが、特に「センス」「芸術性」みたいな言葉が先入観になっていることが多いものです。

 

そこで、まずコースの冒頭では「アート」と教育について正しく理解するために、広い意味のアートについて教えてもらい、様々な先入観をといていくところがはじまりました。

 

それから、第一回目の主な内容である7C中の「クリエィティビティ(創造性)」と「キュリオシティ(好奇心)」について解説がありました。

 

先ほども先入観のことを書きましたが、このクリエィティビティについても、間違った理解があることを解くことからはじまります。

 

・創造性は絵をかくのが得意など、芸術を理解する人たちだけにあるものである。

・クリエィティビティ創造性=芸術性である。

・創造的であることは、ひらめきを感じることである。

・創造性を教えることはできない。

 

これら、すべてが「×」であることが伝えられます。

 

そして、創造性は誰でも、いくつかのポイントを意識し、実践していけば、ぐんぐん育っていくのだそう。

 

なんだか、勇気がもてる、心強い言葉ですね!

 

そして、チームの皆さんと、いざ実践。

 

黒い紙に金と銀の色線をならべていくワークですが、その教育的な手法と言葉(声のかけ方)により、「私たちの、イマイチ自信がもてていないクリエィティビティ(創造性)」の扉が開かれていいます。

 

「頭の中にいいアイデアが思いつかない」なんていう、コメントがでると、つかさず、先生から、そのブロックを取り除くような言葉が、伝えられます。

 

そして、チームの皆様のモクモク熱中する集中した時間があり、それぞれの作品が創作されていきました。シェアリングではオンライン越しにみえるので、場がぱっと明るくなります。

 

 

このワークに加え、セルフコントラクトをアートと言語で作成するという学びがありました。

 

次回の講座は1か月後になりますが、この間はグループダイナミックスを高め進んでいくためのLINEアプリを活用した、チームシェアリングによる学習コミュニティを促進していきます。

 

そして5月のテーマは、「真のコラボレーション」

 

「仲良くするだけがコラボレーションではない!」なんていうテーマ、カリキュラムにあり、ワクワク感をそそります。

 

続く・・・

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