2020.09.07
よりよい手法を、対処法として使う罠
先日のブレインジム&原始反射統合体験では、
女性ばかりのゲストを迎えるIMSI学院では珍しく、男性だけのご参加。
テーマとしては
・文字をラクに読む
・身体感覚を高める
・大人の発達障害をラクにしていく
という質問を受けて、スタート。
体験会ではたいてい、こう伝えながら、進めます。
日ごろの活動では、ここにある手法をつかうときには
・「対処法」や「治す」ために使わない。
・「楽しく、ここちよく」「のばす」ために使う。
とお話してからはじめています。
対処法って、いつまでたっても、対処から、のがれられない。
自分の人生モード、切り替えたくても、切り替えにくくなるー。
今あるものに対処することに、エネルギーが注がれる、
人生をつくる、という部分から離れていく、という罠があります(笑)
時間かかりすぎてしまうのね。
私も、10年以上、治す、対処するに力を注いでいたこと時期もあるので、
すぐに対処法から離れなくても、人生全体でみたときには「悪くない経験」とも思っているけれど、
人生にはタイミングも、時期っていうものもある。
もし、あまり時間がないひと、成長著しいお子さんを育てている人で
あまり時間をかけられないで、進みたいと思っている人には
伝えたいことの、大切なひとつだなーっと考えています。
嵯峨慈子