2022.03.27
一度、消えた原始反射が、またでてくる
コロナ禍の3年目。昨年のはじめくらいから、以前一緒に学んでいた方より、
- 疲れやすい、
- 身体が重い、
- 腰が痛い、
というような身体の不調や
- やる気がでない、
- 全然集中できない
- 「うつっぽくなっている」
- 孤独や不安がつよくなった
というメンタルの不調がでてきた、という話をきくようになりました。
最初は外出しなくてよいので「ラク」という声も多かったようですが、だんだん時間が立つと、外出しないこと、人と話さないこと、などのマイナス面が多く重なり、心身の調子が整わなくなっているのかと思います。
そこで、対面やオンラインで原始反射の確認をしてみると、やっぱり、ということが起きています。
ニュートラルの状態(特にチャレンジやストレスをかけないような設定での)でのチェックでも、以前と比べて、反射が複数アクティブになっていて、反射の統合ワークが上手くできない(統合がスムーズでない)ことが多いのです。
子どもでも。大人でも。
外出せず、家にいる時間が多くなると、それだけで視覚と身体の調整、平衡感覚を刺激する機会がへり、感覚統合の機会も減ってしまいます。
特に緊張迷路反射(TLR)モロー反射、対称性緊張性頸反射などへの影響が大きくなっているようです。
また、人によっては、皮膚の感覚と脳とつながりにも変化がでて、ペレーズ反射やガラント反射もアクティブになり、過敏さが増している人もいます。

原始反射は、発達段階やその後のケアにより、一度統合をしていても、脳と身体のつながりを刺激する量があまりに不足すると、神経系の働きの鈍くなり、抑制しきれなくなるケースがあります。
反射が日常の活動に混じると、身体が上手く動かしづらくなり、疲労がたまったり、作業や学習、集中にも影響します。
相談を受けた方は、遠方の方も多かったですが、以前、一緒に学んだセルフケアやエクササイズを再び始めたところ、皆様、状況が好転、回復に☆
「いやいや、身体、大事だわ~」なんて声を聴きます。
時折、自分や家族の身体のことを大切に、意識してコンディショニングをしていくのも必要ですね。
IMSI 原始反射 説明体験会(無料)学院のトップページより
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