2014.11.06
沁みる~!泣ける!キース・ハント先生の深いお言葉!
IFPA日本支部長の塩田先生を迎えてのダマスクローズの報告会、
IFPAコース実技試験、そして12/7のIFPAカンファレンスに向けての大切なミーティングと・・・、
ここ数日、大変濃厚な時間を過ごしておりましたが。
忘れてはなりません!!
11/29のキース・ハント先生のワークショップのテキスト翻訳が上がってきました~!!!
今回、通訳の富島智美さんに、翻訳も手掛けて頂きました。
ありがとうございます!
このマッサージしているジェントルマンが、キース・ハント先生。
英国ロイヤルフリーホスピタルで、補完療法サービスを立ち上げ20年以上。
外科、内科、産婦人科、腫瘍科、緩和ケア、集中治療など・・・・、
全ての病棟にてアロマセラピーマッサージなどの補完療法サービスを導入し、
現在は年間25000人の患者さんにケアを行っています。
その功績が高く評価され、チャールズ皇太子から勲章を授与された、伝説のセラピストです。
(日本でセラピストが勲章を授与される日、いつか来るかな~?)
さて、そのキース先生のワークショップのテキストですが、
まるで私達セラピストに宛てた「手紙」のように、シンプルながら、深いお言葉が綴られています。
「病院でアロマセラピーのケアを行いたい!」と希望するセラピストの方や、
「病院にアロマセラピーを取り入れたい!」という医療従事者の方が多くお申込して下さっているこのセミナーですが、
実は、「ただ愛する人に触れていたい」「触れることで、元気になって欲しい」・・・
と願う全ての方に、必要なメッセージがたくさん含まれているのではと感じました。
と言いますのも、
実は、先日、92歳の祖母が天国に旅立ちまして・・・。
旅立つ前日まで、私のマッサージを喜んで受けてくれていました。
意識が朦朧とする中でも、「気持ちいい・・・」と喜んでくれていることを感じました。
私が、セラピーの資格や技術をたくさん持っているからではありません。
本当に相手を大事に思って触れる時、その手から、自分でも驚くほどの愛や慈しみのエネルギーが噴き出すことを、身を持って感じました。
自分でも、「え?これは、何??」と、本当に驚きでした。
祖母へのマッサージの話は、またいつか、ブログに書きたいと思っています。
今はまだ、心の整理が出来ていませんので、少々お待ちくださいね。
話を戻しますと。
キース先生は、
いつも愛する方に触れているからでしょうか、
とにかく全身から「ドバーーーーーッ」と、愛が溢れている方で、
醸し出すオーラは勿論、話す言葉、書く言葉、全ての言葉が深く、心に染み入ってしまうのです。
初めてお会いした時から既に泣きそうでしたが、
テキストの原稿を見たら、また、即ノックアウトです(笑)!
病院で補完療法サービスを取り入れる具体的な技術やノウハウを学びたい方は勿論ですが、
「触れること」の本質に立ち返りたい方、
ただただ、「元気になって欲しい・・」と願う方がいらっしゃる方にも、
是非キース先生にお会い頂ければと思います。
きっと、想像以上のヒントが見つかり、触れることの意味が深く分かるのでは、と思います。
12/7(日)のIFPAジャパンカンファレンスでは、
キース先生がモットーとしている「TREAT NOT A TREATMENT(治療ではなくご褒美を)」と題して、
難病をお持ちの患者さんとの関わり、病院でのケアの実際をご紹介します!!
11/29(土)のワークショップでは、
キース先生が長年かけて培ってきた、ロイヤルフリーホスピタルで行っている手技、
例えば、腋窩リンパ管線維化症候群・集中治療室でのケア・ターミナル患者へのケア・摂食障害・痛みの緩和など・・・・、
ベッドとオイルを使って実践的な実技指導をします!
今回、キース先生は初来日。
そして、次回はいつ来日されるのか、分かりません。
このまたとない機会を、どうぞお見逃しなく~!!