2024.12.01
セラピストがおこなうコンサルテーションにおいて大切なこと その②
少し間が空いてしまいましたが、前回のブログの続編です。
「セラピストはコンサルテーションが大事!」というと、「私、トークが苦手なんです……」と尻込みしてしまうセラピストもいます。
私も、実は人前で喋るのが苦手ですので、その気持ち、よく分かります!
でも、セラピストはアナウンサーのように美しく喋る必要はありません。
心理カウンセラーのような助言をする必要もありません。
「何のためにコンサルテーションをするのか?」というと、アロマセラピストであれば「クライアントの心身にピッタリの精油を選ぶため」、リフレクソロジストであれば「反射区を通して身体の声を聴きクライアントに届ける重要な情報源」ということでしょうか。
コンサルテーションで尋ねる質問はすべて、セラピストがプロフェッショナルな仕事を全うするのに必要不可欠な内容ばかりなのです。
そのため、「セラピーと関係のない興味本位の質問はしないこと」、「セラピーと関係のないお喋りは(セラピスト側からは)しないこと」も、セラピー現場でのコンサルテーションではとても大切です。
![](https://www.imsi.co.jp/wp/wp-content/uploads/2023/08/CIMG1683.jpg)
南アフリカではリフレクソロジーが国家資格ですが、リフレクソロジストは「足を揉む仕事」ではなく「健康の専門家」「ヘルスコーチ」として認識されています。
初回のコンサルテーションでは、かなり丁寧に時間をかけて心身の状態をヒアリングして、そして足から受け取った情報と照らし合わせて、症状の根本の原因を考察していきます。
そして、滞り(=未病)のあるところを施術でケアしながら、将来起こりやすい病気や症状を考え、それを防ぐための食生活やライフスタイルのアドバイスをおこなっていきます。
「単に足を揉んで欲しいだけ」というクライアントはお断りなのだそうです(笑)!
南アフリカでは「あなたのアドバイスなら何でも実践します!」というクライアントや、毎日食べるものを写真に撮ってセラピストに送ってくれるクライアントが多いそうです。
「スゴイですね~!」と私が言ったら、「クライアントは健康になりたくて私のところに来ているんだから、これは当然でしょ?」とのことでした……。
南アフリカでは、セラピーはリラクセーションというよりも「体質改善プログラム」であり、セラピストがクライアントの体質改善にしっかりと併走しているのです。
![](https://www.imsi.co.jp/wp/wp-content/uploads/2023/08/CIMG5727-1024x768.jpg)
日本では、南アフリカと違って国家資格ではないし治療行為ではないのは百も承知ですが、それでもクライアントが毎日を健やかに、美しく、ご機嫌で過ごすために、セラピストが貢献できると良いですね。
どうやったら、日本でもセラピストがクライアントから信頼を得られるかというと、私は「勉強あるのみ!」だと思っています。
これは、国家資格であっても、そうでなくても、どんなプロフェッショナルの世界も同じです。
正に「プロの勉強に終わりなし!」ですね。
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