2026.07.22
施術者自身もマインドフルになれる「ロングストローク」を体験してみたい方へ
IMSIでは30年にわたり、英国アロマセラピーをはじめ、南アフリカのリフレクソロジー、ベトナムのディエンチャン顔反射療法など、世界の自然療法を日本の皆さまへお伝えしてきました。
私たちが講座を開催するときに大切にしているのは、「話題だから」「人気だから」という理由だけで選ばないことです。
伝統的に受け継がれてきたセラピーも、新しい発想から生まれたメソッドも、その背景にある理念や考え方に共感できること。そして、実際に学び、「これは多くの方に知っていただきたい」と心から思えるものであること。
さらに、その本質を伝えられる先生から直接学べることを大切にしています。
今回ご紹介するのは、「触れる」という行為を、一つのアートとして大切にしてきたボディワークです。
米国カリフォルニア州の美しい海岸線にあるエサレン研究所。
かつてはネイティブアメリカンのエサレン族が暮らしていたこの場所には、豊かな自然が広がり、天然温泉が湧き、絶え間なく波の音が響いています。
そんな特別な土地で、60年以上にわたり「触れるアート」として受け継がれてきたボディワークがあります。
それが、エサレン®マッサージ&ボディワークです。
「研究所」という名前の通り、エサレンには世界中から心理学者や医師、ボディワーカー、芸術家など、さまざまな分野の専門家が集い、人間の可能性を探究してきました。
その叡智と、エサレンの雄大な自然の中で育まれたのが、このボディワークです。
特定の創始者や決められた手順があるわけではなく、その瞬間、その人の身体に寄り添いながら行う、とても自由度の高いボディワークとして発展してきました。
そんなエサレン®マッサージ&ボディワークで大切にされていることの一つが、「プレゼンス(Presence)」です。
プレゼンスとは、過去や未来ではなく、「今、この瞬間」に意識を向けること。
施術者自身が静かに自分の内側を感じながら、受け手の身体が発する小さな声に耳を澄ませていく在り方です。
呼吸や身体感覚を通して「今ここ」をともに感じることで、心と身体は深くゆるみ、本来の自分へと戻っていくような体験が生まれます。
そして、もう一つの大きな特徴が、「ロングストローク」です。

まるで一筆書きのように、足から背中へ、背中から腕へ、そして指先へと身体全体をつないでいくストローク。
呼吸に合わせて流れるように続くタッチは、相手を「変えよう」とするものではありません。
受け手が自分自身の身体へと深く戻り、身体全体のつながりを思い出していくための、静かでやさしいタッチです。
ロングストロークを受けると、普段は「腕」「脚」と別々に感じている身体が、一つの生命としてつながっていることを、自然と実感できるようになります。
そして実は、このロングストロークは、施術を行うセラピスト自身にとっても、とてもマインドフルな体験で、自身の心も穏やかに整えてくれます。
そんなエサレン®マッサージ&ボディワークの基礎を、2日間で学べる入門講座を開催します。
講師は、エサレン®マッサージのシニアティーチャー、エレン・ワトソン先生に長年師事し、バリ島・タイ・中国などでエレン先生のアシスタントも務められてきた桑原りえ先生です。

2日間の講座では、身体を旅するように探求し、内なる感覚へと優しく導くタッチをはじめ、安心感を生み出すタオルワーク、施術者の姿勢、呼吸、手の置き方、無理のない体重移動など、ボディワークの土台となる実践的な基礎を、一つひとつ丁寧に学ぶことができます。
ロングストロークを身につけたい方、今の施術により心地よいフローを取り入れたい方、「アート」としてのボディワークに興味のある方、ぜひこの機会に桑原りえ先生から学んでみませんか。
きっと、施術への向き合い方や、「触れる」ということの意味に、新たな気づきが生まれることでしょう。
