2020.03.20
「絶対に風邪を引きたくない!」という方へ
世の中は、コロナちゃん騒ぎが収まるどころか・・・、更に拡大していますね。
私は、「新型コロナウイルスに何県で何人感染した」といったテレビのニュースは、もう観ないようにしています(笑)。
新型コロナウイルスが生まれたのはつい最近ですが、「ウイルス」は、一体いつから存在していたのでしょう?
「ウイルス」という存在は知られていなくても、きっと古代から存在はしていましたよね。
古代から天然痘や狂犬病はありましたし、
東洋医学では「風邪(ふうじゃ)」、つまり現代でいう「風(かぜ)」はよくある疾患の一つでした。
現代的に「風邪はウイルスが原因」と考えれば、一生懸命に手洗いやうがいをして、予防することになりますが、
ウイルスという存在が知られていなかった昔は、どのように風邪(ふうじゃ)を予防していたのでしょうか?
古代東洋では、「風」のような気候からくる病気は、「チュルンッ」と皮膚から入ってくると考えられていました。
気候から来る病気は、風邪のほかに、寒邪、暑邪、湿邪、燥邪、火邪があります。
そもそも、これらの気候は、自然界にとっては普通の気候であり、決して悪いものではありません。
健康な人にとっては、風や、寒さや暑さ、湿気や乾燥などの気候の中で過ごしていても、何も問題はありません。
むしろ、風は気持ちの良いものですよね。
でも、身体が弱ると、それらの気候が「チュルンッ」と皮膚から入って来て、身体の中で悪さをすると「邪」となるのです。
皮膚から・・・と言っても、一体どの辺りの皮膚から入ってくるのかというと・・・?
ツボの名前を見ると、面白いことが分かります。
肩甲骨の上方と背骨の間に「風門」というツボがあります。
まさにGATE OF WIND!
つまり、風はここから入ってきて「風邪」となるのです。
他にも「風府」「風池」という名前のツボが後頭部のうなじのところにあります。
つまり、風は、上背部から入って来て、うなじに溜まるのですね。
ここが冷えていたり、こっていたりするのは、よくありません。
(目の疲れや姿勢の悪さも、風邪の引きやすさと関係ありますよ~!!)
東洋医学的には、病気になりたくなかったら、とくかく皮膚を鍛えることがとても重要です。
昔の人は、乾布摩擦をしていましたね。
また、「子どもは風の子」と言って、子どもには薄着をさせていましたし、
靴や靴下を履かせずに裸足で走り回るのも、身体に良いと言われていました。
「風邪はウイルスが原因」と現代的に考えれば、これらの健康法はおかしな考え方かもしれませんが、
私は、東洋医学の考え方は、東洋人にはとても合っていると思っています。
でも、乾布摩擦・・・やっている人は少ないですよね。
私もやっていません(笑)。
実は、ディエンチャン顔反射療法は、まさに「顔の乾布摩擦」と言えます!
顔は全身の縮図ですので、顔を擦ることは、全身の皮膚の活性化にもつながります。
ディエンチャン顔反射療法のクラスでは、コロナちゃんが流行る遥か昔、40年前から
「病気になりたくなかったら、毎朝、顔を手で擦りましょう♪」とお伝えしているのです。
「お肌を擦って刺激を与えたら、シミ(しわ?)になる・・・?」と思っている方がいたら、是非やってみてください。
なりませんから(笑)。むしろ、美容効果も大です????
そうそう、アロマセラピートリートメントを受けることも、
全身の皮膚に精油の恵みをいきわたらせるとともに、皮膚を刺激活性することにつながります。
東洋医学の衛気(えき)、つまり身体を防御するために体表を流れている気の流れを高め、
風邪などの予防に多いに役立ってくれますよ。
そうそう、東洋医学のネタでいうと、もう一つ。
皮膚は、五行の要素では「金」の要素であり、肺と大腸の仲間なのです。
皮膚を鍛えたければ、良い呼吸、そして良い腸の状態がとても大切。
是非、リラックスして深呼吸をして、「腸」に良い生活をしてくださいね。
「自粛!自粛!」と言って引きこもって、スマホ見てお菓子ばかり食べていたら、意味ありません。
味噌や納豆などの発酵食品を上手に摂って、肺、大腸、そして皮膚を健康に保ちましょう~!
IMSIでお伝えしているアロマセラピー、リフレクソロジー、ディエンチャンなどの自然療法は、本当に役立つものですから、是非活用してみてくださいね。
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