2019.08.02
夏のかゆみ対策と自然療法
8月に入りました。
それにしても、暑いですね~。
元々、夏が大好きな私。
若かりし頃は、高校野球の応援をしまくっていましたし、
ホーチミン市に留学していたくらいですから、
太陽が、大好きなのです。
だけど、1つだけ、大きな問題が・・・。
私のようなアトピー体質は、皮膚の状態が、とんでもなく悪化してしまうのです。
運動も好きだったのに、中学、高校時代は、学校指定のジャージに皮膚が擦れて、痒くて痒くて泣きそうでした。
「湿疹」と言いますが、まさに「湿」が大敵。
汗は、蒸発したがっているのですから、湿気によってそれが拒まれて、過敏な状態になってしまうのです。
さて、あれからウン十年?。
自然療法のセラピストとなった私。
相変わらずアトピー体質は変わらないのですが、自然とともに生きる術を学びました。
そうすると、かゆみとは、幼馴染の悪友?みたいな関係となってきました。
「撃退するもの」ではなく、「なんとか、うまく付き合っていくもの」になったのです。
今日は、私がふだん行っているかゆみの対策についてご紹介しますね。
まず、基本的には、かゆみは抑えません。
これを言ったら、驚かれるのですが(笑)。
だって、発熱したら、無理に解熱させてはいけないと言われますし、
下痢も、無理に止めてはいけないと言われますよね。
どうして、かゆみは無理に止めようとするのでしょうか?
多くの不快な症状は、私たちを懲らしめるために起こるのではなく、自然な身体の治癒反応。
かゆみも例外ではありません。
世の中の自然療法には「カッサ」や「吸い玉」のように、わざと皮膚を赤みを出すことで効果を挙げる療法もありますよね。
東洋医学の刺絡(しらく)のように、出血させる療法もありますし、
伝統療法では、蛭(ヒル)に血を吸わせる療法もあります。
ですから、皮膚を擦って赤くしたり、出血させたりするのも、身体の治癒のために必要なことなのです。
それに、かゆい所を掻くというのは、結構快感なのですよね。
掻きたいのであれば、無理やり止める必要はなく、身体からのサインとして、好きなだけ搔いて良いのです。
とはいえ、爪で掻いてしまうと、皮膚が掻き壊れて、ばい菌が入ってしまうことも。
そこで、ディエンチャンの様々なグッズを使うのがおすすめです。
常に持ち歩いて、手ではなく、道具でポリポリポリ・・・と掻くだけ。
道具には陰と陽がありますが、陰のローラーをコロコロと転がすと、内にこもっている熱が外に発散されて、涼しくなり、相当気持ち良いのです。
お子さんも、大人も、「搔いちゃダメ!」ではなく「これで掻くと気持ち良いよ」と言う感じで、ディエンチャングッズを使ってみましょう。
皮膚のケアだけではなく、コリもほぐれて、よく眠れて、一石三鳥!
ディエンチャングッズはIMSI SHOPで購入できますが、まずは試してみたいという方は、オープンキャンパスに是非いらしてください。
とはいえ、勿論、発熱や下痢といった、比較的短期間で終息する症状とは違い、いつまで続くか分からないかゆみはやっぱり困りもの。
そういう時は、アロマジェルをつくって皮膚に塗布しています。
長年愛用しているブレンドは、鎮静作用、抗炎症作用のあるラベンダー・トゥルー、ゼラニウムに、清涼感のあるペパーミント。
アロエベラジェルに5% くらいの濃度(お子様は2%以下)に希釈して塗布すると、かなり凌げます。
酷い時は、このジェルを塗った上から保冷剤で冷やしたりもします。
もちろん、「薬を使ってはダメ」とは言いません。
家庭でケアしてダメだったら、西洋医学の力を借りましょう。
私がディエンチャンを学んだ時、先生に言われた言葉です。
「何か困ったら、まずは、家庭でケアを。
家庭のケアで治まらなかったなら、自然療法の専門家を訪ねること。
それでも治まらなかったら、やっと、薬を試すのです。
何でもカンでもすぐに薬というのは副作用もあって怖いことだと、ベトナムでは子どもにも教えています」
日本ではどうでしょう・・・?
何かあったらスグに病院に行き、効果がなければ別の病院に行き・・・、
ドクターショッピングを繰り返した挙句、自然療法を試しにやって来る方も多いのではないでしょうか?
まずは、家庭での手当てが一番重要!
日本でも、自然療法による手当がもっともっと普及すると良いですね~!
9月14日&15日のインガ・ドーガン先生来日ワークショップは、リフレクソロジストでなくても参加可能です。是非ご参加ください!
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「本当に効果のある世界の自然療法を伝えたい!」という想いの詰まったIMSIのオープンキャンパス(無料体験会)。
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