嵯峨副学院長のブログ

2010.10.08

子供の体力低下と学力の関係

昨日はフィットネスサミット2010のお話を書きましたが、その続きです。

とても楽しくって、考えさせられた東海大学の小澤治夫先生の講演

「子どもの健康・体力の現状と課題 学校と親が向きあうべき取り組み」

の中から興味深かったお話をご紹介しますね。

小澤先生のご専門は保健体育教育学、トレーニング科学・発育発達学など。
初等・中等教育における授業開発・子供の体力、ジュニア期のトレーニングとスポーツライフ、マネージメントなどについて研究される傍ら、文部科学省の「子どもの体力向上プロジェクト」「子どもの生活リズム向上プロジェクト」などの研究リーダとして全国各地をかけめぐっている多忙な先生で、

大学勤務の前は、筑波大学付属駒場中・高等学校教諭など、長年の間、現場において子どもを観察してきた方ですので、調査だけでなく、自らが見た「子どもの姿・変化」などのテーマにも精通されています。

↓ 小澤先生の写真が右下に。



さて、お話の冒頭では

「子どもの体力が低下している。今の男子は昔の女子に!」
という強烈な話から。

生活習慣も影響しそうな体力・持久力系の種目1500m走は、30年前より平均タイムが30秒以上も遅くなっているそうです。

30秒って、皆さんどのくらいかお分かりですか?校庭の200mトラックだったら1週近く。少なくても半周以上は完全に遅れていることになります。

そして、昔は一番早い人と一番遅い人の差が少なかったのに対し、今は一番早い人と遅い人に、ものすごい差があり、それも、全体数に対して、遅い方の側に人数が偏っているという調査結果が示されました。それが、持久走だけでなく他のスポーツテストにおいて同じような傾向が見られるとのこと。

これはどういうことかというと、1位の記録が30年前に比べて悪いのではなく、いわゆる「普通の子どもたち」の体力が極端に落ちているということ。

先生によると、体格の変化、クラブに通わせたりの専門教育などによって、1位の記録はどんどん更新されているけれど、学校体育のみの子ども達の体力が著しく落ちているとのこと。

そして、次に体力と学力の関係のお話に進みました。

「体力の高い都道府県は学力も高い!」

全国の小学校と中学校における体力テストと学力テストの結果をみると見事な相関関係がでていて、秋田・福井県などは体力も、そして学力もトップなのだとか。

全国で下位の県のデータを見ると、学力と関連して体力も低いと。
もちろん、これは学校教育の課題を研究している課題ですので、一番頭のいい子という個人の話ではなく、全体の平均点ということの話です。

加えて、他の関連調査で朝食や生活習慣についても結果が示されました。

朝食については、

「朝食を食べる子どもは学力、体力共に高く、食べない子どもは低い」

その朝食も①品数豊富、②おにぎりやパンのみ、③ほとんど食べないに分けて調べられた結果、① → ② → ③の順で学力が高かったそうです。

生活習慣について、興味深い話としては、

● 体力の高い学校の子どもは早寝早起きである。
● 体力の高い学校の子どもは「湯船につかっての入浴率」が高い。
● 体力の高い学校の子どもは「学習に対する意欲・集中力」共に高い。

● 体力の低い学校の子どもは「夜の外出率」が高い。
● 体力の低い学校の子どもは「授業中の居眠り率」が高い。

などでした。

このように体力と学力、そして生活習慣が深く関係しているとなると、それらを総合的に改善しなければ、そのひとつだけでも、変化することが難しくなります。

講演では学校教育を担当する教師と親がそれぞれに責任を持って、役割を果たすことが、今後の日本において大切だというメッセージがありました。

そのうえで、学力につながる「体力」を向上させる体育の授業は?
親が教育で意識する点は?

というお話もでてきて、とても参考になりました。

続きはまた次回に致しますね。

次回は「学力・体力につながる運動指導法とは?」です。

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