嵯峨副学院長のブログ

2010.10.09

学力につながっている! 体力を高める運動指導

昨日は小澤先生の「体力と学力の関係」のお話について書きましたが、
その続きです。

さて、昔の子供よりもはるかに体力が低下していること、そして、子どもの体力と学力には相関関係があることが判明。

では、昔の子ども比べ、
● 外で遊ばない。
● 運動系の部活に入らない。
● 塾へ送り迎え。
● 歩かない
(昨日は書きませんでしたが、一日の歩数は30年前の子どもの1/3だそうです。うーん。私の時代の1/3かぁ。それはきついな。。。他にも血液検査の結果も、血がドロドロしてるそうで。。。考えさせられますね)

という環境・現状の中、私達大人に何ができるのかというお話に。

まず、学校教育の場からすると、義務教育の体育の時間は、身体を動かすための時間として最も貴重で有効な時間になるということ。だれでも体育の授業は受けることになっていますものね。

そして、その授業の初期プログラムは、

「運動って楽しい」
「身体を動かすのって気持ち良い」
「運動は好きだな」

ということを引き出すプログラム
であることが大切で、

というのも、小学生低学年で運動が嫌い・苦手と思った人は大人(調査は高校生になるまで)、その自己評価が変化せず、実際にも身体を動かさない傾向にあるそうです。

ですので初期プログラムでは、運動が苦手で体力のない子ども達に合わせること。つまり、運動が嫌いとか苦手というのを意識しにくく、運動が苦手という子でも、「気がついたら、たくさん歩いていた」「気がついていたら汗をかいていた」というようなプログラムに構成することが大切なのだそうです。

体操とか、鉄棒とか、かけっことか、はっきり差が出るものは、後回しに!ということのようです。

小澤先生は実際に授業のプログラミングについて本も書かれていますが、

よい体育の授業の条件として
● 歓声があがる。
● 賞賛があがる。
● 励ましあう。
● 互いに教えあう。

などがあげられ、実際に体力も学力も高い学校に行くと、このような雰囲気&勢いを感じるというのです。そして、「これは、体育だけでなくて、他の科目も一緒。しいては、クラブ、家族・親子関係でも同じですよ~皆さん!そう思いませんか?」なんてコメントされていましたね。

小澤先生のお話を聞いていると、体育教師でなくても、親として子どもに声をかけるとき、休日の過ごし方などにおいても、参考になることが多くありました。

他にも、学力も体力も低い地方の学校を、体育の授業を通じて、どのように変化させたかというお話や、シャツをズボンにいれずダラダラと歩き、授業中に昼寝をしている学生達が、学校にくるのが楽しくなっていったお話などで、会場が、どっと笑いと感動の渦に包まれる活気あふれる講演でした。

また、海外での事例も少しだけお話下さりました。

アメリカでも体力・学力の関係に注目が集まりはじめ、
「テキサス州では、体育の時間を30分増やすことになった」
「イリノイ州では、国語の成績下位者に30分の運動が行われている」

日本でも世界でも、身体を動かすことで脳や成長・発達に関係するホルモン分泌があり、その研究も進んでいるとのお話がありました。

今回のブログでは、小澤先生のお話を中心にご紹介しましたが、フィットネスサミットでは、運動を楽しく進めるためのデモンストレーションなどもあり、そのそれぞれで、素晴らしいなと感動しました。


↑ バランスボールこと、Gボール協会の方達。

大人も子どもも身体を動かす機会が減ってしまっている中、どのようなことを意識するか、貴重な時間となりました。

次回は、少し話題を変えて「子どもと運動神経」のお話をしますね。

 
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