嵯峨副学院長のブログ

2010.12.07

メディカルスパ・クリニックにおける自然療法

先週は兵庫県の神戸でお仕事がありました。



場所は、新幹線で新神戸、そこから地下鉄で三宮へ出て、ポートライナーで「先端医療センター前」駅へ。片道4時間の長旅です。神戸空港から、すぐ近くのこの駅は、医療関係の会社や研究機関が集まる建物が多いとのこと。ポートライナー沿いには大きな病院がみえました。



今回のお仕事は、医師、ナースなどの医療従事者が集まるビジネス会議で「メディカルスパ・クリニックにおけるエステ技術」というテーマで、実技デモンストレーションを行うという内容でした。

この会議自体のメインテーマは、皮膚科医や美容医療で使用される化粧品の原料となる物質の研究結果が発表されたり、その原料を用いてのクリーム作り、院内処方の際のポイントなども実演されるというもの。

私も少し早めに会場入りし、最初から会議の様子を伺うことに。

最初のレクチャーでは活性酸素を除去し、アンチエイジング効果が高いとされるビタミンCの解説が。

一般人にとっては「ビタミンCって、しみ、くすみなどの美白に効くのよね~」という感じですが、ビタミンCといってもいろいろな形(誘導体)があり、それぞれの特徴があるそうなのです。

特にビタミンCが肌に良いとしても、そのままの形では肌に浸透するどころか、皮膚に刺激が強すぎたり、ビタミンCそのものが肌を酸化させ、肌を老化させてしまう物質に変化してしまうそうなのです。ですので、自己流にレモンをベタベタと顔に張ってもシミはなくならい、ということなのでしょう。

もちろん、この会議は医療従事者ばかりなので、上記のことは当たり前の前提としてお話が進んでいました。いろいろな種類のビタミンC誘導体が、どのような条件のもと、肌に浸透していくかなど、テクニカルなお話が続きました。

私自身は、ビタミンCの基本が分かる!という1冊本を頂戴して興味深々に。




本を覗いていると、ビタミンCのある種類は安定、肌の浸透性が優れ、ニキビ肌の改善、しわ、たるみなどにも強力に働くということが、化学の基本の教科書みたいに分かりやすく書かれています。

特に、私は学生時代からのニキビ肌タイプなので、俄然興味がわいてきます。

・・・さて、

前方のスクリーンでは、メディカルコスメの原料となる基材の説明が。

シアバターやホホバオイル、ローズヒップオイルなどの植物油だけでなく、ラベンダー、ローズマリー、ティートゥリーなどの精油の紹介もありました。

自然療法の世界でも、「おなじみ」のものばかり。
西洋医学的に皮膚をアプローチする時もこれらの基材は大切はポジションなのですね。

続いて、院内処方としての原料・基材の調合の仕方がデモンストレーションされていました。

皮膚の表皮、真皮などのおける科学的研究の現場など、日頃はなかなか聞けないこともあって、とても興味を持ちましたよ。

自然療法家としては、フェイシャルリフレクソロジー創始者のロネソレンセンが強く語る
フェイシャルリフレクソロジー

「顔の皮膚は内臓やホルモンの分泌、心、内面の現れである。
ゆえに美しさにアプローチするならば、必ず内面に目をむけなければならない」

~ コスモフェイシャルリフレクジー コースより ~

という考え方に同感し、セラピストとしても、多くの結果を見てきたこともあって、「内面なくしての美しさはありえない」と思いますが、今日の紫外線の影響、環境汚染なども含めると、皮膚の表皮や真皮といった「表面」でどのようなことが起こるのかという「科学」についても、最も重要視されることでしょう。

人間、内面も外面も、両方、大切ですものね。

さて、お話は少し長くなりましたが、この後は私の出番。
フェイシャル、ヘッドスパ、ハンド、レッグ&フットケアのデモンストレーションを。

「内面」に対する実技になります。

この様子はまた次回お伝えいたしますね。

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