2011.05.07

セラピスト業務に関する補償　セラピスト保険　

今日はIMSIでセラピスト保険についての授業がありました。

http://www.imsi.co.jp/seminar/insurance.html

IMSIには、自然療法を学びたい！という方が集まってくる場所なのですが、その殆どの方が、

「今は初心者だけど、将来的には、仕事にできたら良いなぁと考えているのです」

という方が多いのです。

「セラピスト保険」

あまり聞き慣れない言葉かもしれませんが、

IMSIでは、個人開業のバックアップのため、また、国際的ライセンスであるIFPA認定アロマセラピストの会員登録の際に保険の加入が義務付けられていることもあり、セラピスト業界の中では、いち早く、セラピスト保険の作成を依頼してつくりました。

それから数年以上。

・・・

IMSIの卒業生の皆様は、運よく、事故やクレームなどで保険が必要になった事例を、ほとんど聞かないのですが、保険の請求例からみると、少し変化がでているようです。

今日の講座の内容は、以下のようなポイントで、
保険のプロに、「実際」についてお話を伺いました。

●　実際の事故例　
●　事故が起きたらどのような費用が掛かるか？　
●　実際にどのような費用が支払われるか？　
●　示談について
●　事故防止のための対策　
●　セラピーと法律の関係
●　セラピスト保険について

私自身はイギリスでセラピスト活動していた頃の経験で、保険は「とにかく重要なんだな」というのを感じ取っていました。実際には、保険が関係するようなことは、ありませんでしたが、、、

特に就職活動をしている時でしたが、皆、企業や団体の採用担当者は、セラピスト協会に加入していたら保険加入を義務付けられていることは、知っているはずなのに、ホテル、クリニック、ボランティアと、すべての勤務・活動場所で、「資格は？」「インシュアランス（保険）はカバーされているわね？今年もね」「コピーを持ってきてね」と確認されていますから。

それは、私が日本人（外国人）だからというよりも、誰に対しても、同じ項目をダブルチェックされる感じ。

「とにかく、これは『MUST』のことなのだ」というメッセージが伝わってきました。

・・・・

今日のお話は、セラピストやサロンの営業で、起こりやすい事故例、リスクに対して、保険がカバーされる内容を。また、実際にサロン及びセラピスト側に賠償責任が生じた事例を、クレームを受けた段階から、実際の聞き取り、話しあい、相談、保険金額の決定までの細かいお話を伺いました。

自分で弁護士を探さなければならないケースもあるのですね。。。

保険に加入していると、弁護士費用などの争訟費用だけでなく、賠償請求の解決に必要な支出、協力費用など、さまざまな支払いに対して、カバーされるとのこと。

私も保険に詳しい生活を送っていなかったし、

留学時代の経験やIFPAの継続加入で「保険は入るもの」と考えていたので、あまり、入らなかった時のことは考えていなかったのですね。

「開業するにあたっては、様々なリスクがあるのだな」
「ほとんどないけれど、万が一に、これだけの費用がかかるのかぁ・・・」
「この作業、いちセラピストの力だけで、心理的負担があまりにも大きいなぁ」

・・・といろいろと感じることが。

ところで、CLUB　IMSIの会員様向けに作られた、セラピスト保険ですが、

一般の美・理容を専門とする保険には珍しく、金銭が発生しない（つまりセラピーを行って、その対価としてお金を頂く）無償の活動もカバーされる「日常生活に関する賠償リスク」に対する保険も組み合わさっています。

IMSIの生徒さんの中には、友人や知人へのサービスの施術、イベント参加や、ボランティア活動、社会貢献活動などを希望される方も多いので、これは、便利は保険が組み合わさっているかと。

もともと、保険加入金が一般の約３分の２で、低価格なことは知っていましたが、上記の保険が唯一、このセラピスト保険で組み合わさっているとは知りませんでした。

というか、スタッフとして、知っていなくては、いけなかったのかもしれないのですがね（汗。ごめんなさい。。）

他の一般にある保険にも含まれているのだと思っていました。

先生にお聞きすると、規模を大きく、法人で行われる場合には、その収入に応じて、別の保険もあるそうです。

ブログには、全てはかけませんでしたが、

セラピーやサロンをビジネスで考える場合の、
いろいろな要素について勉強できました！

個人開業を考えられている方には、とても興味深い内容だったと思います。

今回は「GW中で、チャンスを逃してしまったけれど、受講したい」という方は、１２日（木）にもありますよ！その他であれば、お気軽にリクエスト下さいませ。希望される方が多ければ、検討に入りたいと思います！

触れることで世界とつながる一週間