2011.11.07
世界遺産・ブルーマウンテンで、ハーバルメディスンを
今日は珍しくIMSIの事務所は、たくさんの人が。
パソコンが自由に使えなそうなので、自宅の近くで仕事を進めました。
といっても、オーストラリアで体験したような
「グリーブ村の素敵なカフェでインスピレーション花開く」、、、なんて良いところがあればいいのだけれど、、、一瞬、夢みたいなことを考えながらも、何も浮かばない。。。
ということで、近くの図書館へ。。。
受験生と、なぜだかたくさんいる?おじ様達と一緒にお勉強。
ところで独り言ですが、公共の図書館ってどうして、おじさんたち多いの?
本読んでいる人ならまだしも、昼寝していらっしゃいますね。。。
家にいるよりはいい? まぁ いいか。。。
さてさて、今週末の福岡出張など、事務作業が進みました。
・・・・・
このブログでは、引き続き、2011年秋にIMSI講師、嵯峨が「世界の自然療法の知る旅」として、オーストラリアを訪れた時の様子をブログに書いています。
メラニー・コーマンさんのクリニックを訪れた後、その足でシドニーから約1時間強、
ユネスコの世界遺産に登録されているブルーマウンテン地区に移動します。
ハーバリストのリンダ・ベイツさんに会いに行くのです。
ブルーマウンテンと言えば、ユネスコの世界遺産に登録されている地域。
名前の由来は、この地区の山には、ユーカリの葉から芳香性のオイルが揮発され、それが、その一帯の空気をかえ、ブルーに見えるからだとか。
芳香性のオイルで空気の色が変わる。。。。
とても、スケールの大きな話ですよね。
さて、シドニーのセントラル駅に向かいます。
この駅の歴史は古く、象徴となっている大きな時計があります。
そして、こんなレイルウエィ ブックショップが駅の構内に。
息子が好きそうな模型と本が並んでいました。
本は鉄道の本ばかり、、、ちょっとした時間つぶしに最適な場所。
奥のステンドグラスが綺麗です。
それから、何番線かを確認。
KATOONBA行きの列車に乗り、リンダさんの待つ、ウッドフォード駅に向かいます。
オーストラリアの電車に乗るのは、これで2回目。
1回目はロン・グーバさんを訪問したメルボルンの電車です。
景色が良く見えるように、2F席にしました。
↓こちらは同行して下さった、シドニー在住のナチュロパス、前田アンヌさん。
行きの電車の中で、今回の出張で初めての日本料理?お寿司を試します。
といっても太巻きみたいなものでしたが、はい。見ての通り、味は???
ただ、こうして試すのも楽しいですよね。ご飯たっぷりで満腹になりました。
ちょっとばかり、うたた寝をして、ぱっと起きると、すごい景色に変わっていました。
写真は、見とれていて、取り忘れました。。。
ウッドフォード駅に到着。
リンダ・ベイツさんが待っていてくれました。それから、車で移動。
これから、リンダさんのレッスン、メディシナル・ガーデンの体験と、
フレッシュハーブを使ったナチュラル・ハーバルクリームを作る予定です。
リンダ先生が、
「では、よかったら、メディカルハーブガーデンに案内するわね!」
という声がかかり、外へ移動。
いろいろなハーブが植えられています。
リンダさんは、ひとつひとつ、名前をいって、
これは「消化器系に良いわね」とか、「よく皮膚に使うわね」などと声をかけながら、紹介していきます。
「食べてみる?」
「へぇー食べらるの?」
「うん。そうよ。これは、食べても、このくらいは、大丈夫」
といってハサミで刈り取ってくれます。
そして私は、空気の良いオーストラリアと言われている国の、更に空気の良い場所で育ったハーブが口にできるなんて、、、
こんな素敵なことはないわーーー!と興味深々で野生のハーブを口にあんぐり。
最初はフェンネルの葉を。
柔らかくて、繊細な感触。。。
味も、うすっらく甘くて、美味しーい!
精油のフェンネルやドライハーブのフェンネルシードは、もっと強い味で、スパイシーなのに、フレッシュハーブは何ともまろやか。
幸せな気分になりました。
・・・・
それから、別の葉っぱも試すことに。
でも、「うわぁー にがっ!!」
かじっても良いとの一言に、がっつり口にくわえた私はびっくり!
と顔をゆがめたとたん、リンダ先生は
「味は、あんまりだけどね。。。」なんて笑わせてくれます。
そんな感じで、かじりつつ、次々と違う場所へ。
そのほとんどが、苦い。。。。薬用感たっぷりです。
苦くてしびれるような感覚のハーブもあって、これは面白い面白い。
最初に摘んでおいたフェンネルをかじりながら、口の中のバランスとって、トライアルを続けました(笑)
↑ 他にもガーデンに咲いていた植物
オレンジ色の花はカレンドラ。
この薬草ガーデンのトライアルが楽しくって、日本の東京では本当にできない体験。
あっという間に1時間が過ぎました。
そして、ハーブを摘んで、これらからハーブの浸剤をつくりがてら、フレッシュメディカルハーブティを作るのです。
私はハサミでカットする係。
フェンネルとラベンダーの自然な甘い香りに、顔の表情が緩んで、とても幸せ。
重さを図った後は、お湯を注いでふたをして、待つこと10分以上。
この時点で、飲用フレッシュハーブティのできあがり。
さっそく飲んでみることに。。。
「こっ、これは、おっ、おいしい。美しすぎるお味!!」
というのも、私はラベンダー(ドライ)を使ったハーブティで、美味しいと思ったことは全くなかったのです。なんていっても、芳香剤チックな香りが、嗅覚を刺激しすぎて、あまり食用と感じないから。。。。
まろやかで、とっても飲むだけで、自分の内臓が美しいものに癒されてしまった感じ。。。
こんな私の言語力では、なんて言ってよいのやら。。。
日本に帰っても皆に作ってあげられるわけではない、この地ならでの体験でした。
ハーブティを飲みながら、リンダ先生から、クリームについてお話を受けました。
続く、、、