嵯峨副学院長のブログ

2011.10.27

オーストラリア ボディワーク リメディアルマッサージ


このブログでは、9月に行きました豪州出張で体験した、オーストラリアの自然療法についてを書いています。




ニュートリショニスト、スポーツセラピストでもあるナチュロパス(自然療法士)、ダニエラさんの続きです。



さて、ダニエラさんは、カレッジで実技指導をしていたり、実際にスポーツ選手にトリートメントを行っている臨床家です。

オーストラリアの自然療法というと、ナチュロパシーやハーバルメディスン、ニュートリションのコースが知られていますが、もちろん、ボディワークの教育も沢山あり人気があります。

カレッジなどのコースを見ると、

● Musculoskeltal therapy
● Remedial massage
● Myofascial Release


その他、トリガーポイント、スウェディシュなどの施術名やテクニック名がよくでてきます。

・・・思うに・・・・

● イギリスは留学していたから、ボディワークの様子が分かる。
● アメリカは、友人や冨野先生からロミロミ、エサレンなどを受けたので、なんとなく雰囲気は分かる。。。
● そして、日本は、、、、知り合いも多いし、教えてもいるので状況はよく分かる。。。

でも、南半球のオーストラリアのボディワークって、どんな感じがするのだろう?

少なくても、1回は、ためしておきたいな、と思っていたのですね。

卒業して、すぐの方から試せば、学校での教育の様子が分かるので、メルボルンにあるエンデバーカレッジのスチューデントクリニックも予約したかったけれど、今回はタイミングが合わず。

でも、豪州のカレッジで教育歴のある、このダニエラさんの施術予約が取れたのは、とても光栄なこと。

・・・・

ダニエラさんとは、この前に、コンサルテーションや検査についての取材をしていたので、、面会時間の残り時間を確認をして、トリートメントの内容を相談しました。

「上半身、背中と肩」 と部位を決め、

「私はもう、今はアスリートではないけれど、イメージをつかみたいから、基本的なことでもいいので、日頃スポーツ選手に行っているようなテクニックも少し混ぜてくれれば、、、」

と声をかけつつ、

「日本で待っているIMSIの生徒さんのためにも、オースラリアのボディワークという意味で、ちょっと映像を取りたいのだけど、、、」と話すと、快く引き受けて下さいました。

ビデオと聞くと、構えてしまう方も多いと思うのですが、

「大丈夫よ。テレビの仕事も長かったので、撮影には慣れているわよ」とフランクで嬉しいお返事が。

ダニエラさんに、
「どんなマッサージをするの?」と伺うと、

「私は、リラクセーションのためのマッサージはやらないわ。筋肉を一つずつ見て、深く、そして、確実に変化が出るような、そして即効性があるアプローチをするの。ちょっと痛いところもあるかもしれないけど、いい?」

という言葉が。

「そう。そう。それを私も希望しているの。それでお願いします!」と話して、イメージのすり合わせを短時間で済ませました。

それから、同行頂いている豪州在住ナチュロパスの前田アンヌさんと相談。

ビデオを、どのアングルから撮影して欲しいか伝えて、私はベッドにのっかり、準備完了。

ダニエラさんも

「えー・・・いつもは、こんなに明るい照明ですることはないんだけど、もう少し暗くしてリラックスした環境をつくるけれど、、、、今日は、、、、そうね。明るくしたままで、いいわねー(笑)では、始めるわね」

・・・・

↓ 施術には、「滑りにくいものが理想的」とのこと。
パパイヤのオイントメント(軟膏)を使っていました。



うつぶせに寝た状態で、私の背中、肩のラインを観察、

背骨、肩甲骨、首の骨を位置を確認、

そこにつく筋肉を様子をチェックしていき、診断していきます。

左右のバランスを特に気をつけて観察しています。

それから、実際の施術へ。

(すみません。写真は動画から作る必要があるのと、自分の身体をWEBに出せる状態かも未確認なので、ブログではパスしておきます(笑)
IMSI報告会や、その他の機会までに作成しておきますね)

・・・・

まず、肩が必要以上に上がってしまっている右側からアプローチが始まります。

エステであるような、「誰が来ても同じ」というようなルーティンマッサージは、上手だったとしても、今回はあまり興味なし。アライメント診断があって、施術が決まるというものを受けたかったので、顔は下をむいて見えないけれど、背中の上で解説が聞こえてくるだけでも、とてもワクワクしてきました。

テクニックの例を箇条書きにしてみると、

筋膜、表面の筋肉をリリースするストローク

ゆっくり筋肉の繊維をつかまえて行うようなストローク、

硬くなっている部分をみつけて、そこをプレスすることで緩めるテクニック、

そして、ユニークで、抜群の効果を感じたのは、PNFとの組み合わせ。

PNFとは筋肉の機能的特徴を利用し、緊張と弛緩をうまく使って、筋の質を高めていくもの。
組織を傷めずに、変化をすぐに出すことが可能です。

私の肩甲骨のまわりは、あっという間に緩み、
可動域が上昇。肩甲骨が、ぐるぐる動きました!

そして、上がっていた肩もラインも、ストンと下がってリラックス。

さて、痛みのほうですが、それほど強くはありません。

(もちろん、私より、だいぶお疲れの背中をお持ちの方は、痛みを感じるかも知れませんが、、、個人差もありますしね)

やみくもに強く圧力をかけるマッサージではないので、
施術による、筋繊維のダメージはなし。

さすが、アスリートを担当されている方ですね。
施術を受けて、だるい、とか、揉み返し。筋肉の動きがわるくなったというのでは、意味がないですから。

・・・・

それから、反対側の背中を行って、今回は終了。

短い時間でしたが、だるさもなく、両肩が見違えるほど軽くなっていました。

肩が下がったので、首が長く見えている。。。。

「筋肉と骨を徹底的に見ていくテクニック」

うーん。いい感じ。

豪州の学校のコースでは、かなり時間数をかけて、指導している様子。
どのように教えているのか?テクニックの裏にある理論も含めて、もっと知りたいと思いました。

IFPAのコースは、アロマセラピスト養成のコースなのですが、アロマの学校で、このあたりまでカバーしている学校はないと想像。こんなアドバンスコースがあるといいですけれどね。。。



ダニエラさん、ありがとうございました。

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