2012.02.11
ブレインジムと子育て
京都出張の後、今度はパパさんが交代で出張です。
私は子供の保育園の保護者会がありました。
初めて見せてもらった「かもめ」組の劇は、とっても4歳、5歳とは思えない仕上がりで、楽しみましたよ。
ママさんの方は、国際部の絢子ちゃんと協力しながら、
オーストラリアの自然療法の専門家と来日セミナーについて、
コンタクトをとっています。
今日は、お休み。
息子のリクエストで、プールに行きました。
「スイミング(スクール)は真似しなければいけないから嫌なんだよね。僕は自分で自由にするのが好きなんだよ」
と、最近、言われました。
確かにスイミングは形にこだわるので(それでなければ、なかなか綺麗なフォームで泳げるようにならないということもありますが)確かに、子供にとっては、思いっきり遊ぶ感覚にはならないのでしょう。
ということで、港区のプールへ。
ここは、プールから、空がみえたりして、解放感があるのと、モノレールが見えたりするので息子の好きな場所のひとつ。週末の午前中は、小プールの深さが70cm、午後も90cmという時間帯があって、子連れでプールに来ている親子が多いのです。
場所柄、外人の親子連れも、本当に多くいます。
民間のスポーツクラブは、子供の同伴は禁じられている所が、ほとんどで(セントラルはOKですが)子連れで、年間を通して入れるプールが、なかなか、ないのですよね。
港区のプールは綺麗で、構造上、何よりも気分がよくなるので、妊婦の時も良く利用しました。
妊婦もそうなのですが、民間のスポーツクラブは、スクール以外の時間を受け付けなかったりします。
私は、自分が仕事があって、毎週決まった曜日、時間に行くのは不可能でしたし、体調改善のために、単に歩くだけでもよかったので、やはり、重宝したのです。
さぁて、自由にしたいと言った息子に
「なんでも良いよ」と言って、一緒に遊び始めた私達。
息子は、水深70cmで、脚がつくのが嬉しいらしく、大はしゃぎ!
水中じゃんけんや、水中音あてクイズ、追いかけっこなど、
息子が決めたことにしたがって、どんどん遊んで行きます。
スイミングに行くときには、準備さえ、自分ではしようとしないので、今日はママの水着の準備もしてくれたし、とっても積極的。
後半から、スイミングクラブで習っている「けのび」を見せてくれました。
その後、好きなように手足を動かしてみら?と声をかけると、
まだ、けのび、しかできないのですが、ほっておいたら、手足をバタバタ動かし始めました。
犬かきか、クロールか分からないような見た目で、ほとんど溺れているようにも見えますが、本人はとっても楽しい様子。
メチャメチャ風に手脚を動かしながら、熱中していました。
「けのびしかできないはずなのに、クロールまでできてしまったね!」
競泳をしていたママみると、「ははは」という感じですが、
と自信満々に話す幼児の姿も可愛いものですね。
ママも楽しいひと時を過ごしました。
さて、ここで、ママさんから、
ブレインジムインストラクターに立場を変えてコメントをひとつ。
「先生の真似は嫌で、自由にしたい」
という中の「真似」について考えてみましょう。
実は「真似」はという行動は、技術指導の獲得に重要な項目ではありますが、この「真似」がやっかいなのです。子供の中には、すぐには「真似」できない子もいます。
この場合は、できないことにイライラしたり、できる子と比較してしまって、劣等感を持ったり、嫌になってしまう子供も。プールの場合は恐怖感につながることも。
うまく、真似できない時は?
はい。
無理に、真似を、させないことです。
子供の成長、技術獲得には、子供それぞれに独自のタイプがあります。
子供の動きをよく観察していると、自由に動いていたり、楽しそうにしている行動がいくつかあります。
そこを、見逃さずに、引きのばし、自由に動かさせてあげたり、反復させてあげることが大切です。
そして、動きがスムーズになった時には、子供の表情が変わりますので、
ここで、ほめて、一緒に喜びましょう!
私の場合は、幼い時、いろいろな動きができませんでした。
自転車にのる、逆上がりをする、ボールで遊ぶ、全てが、超遅いタイプ。
運動オンチの塊とでもいいましょうか、、、
ゆえに、ブレインジムで
「成長(この場合は、新しく何かができるようになるようなこと)のサポートするときには、ブロックをつくってはいけない。このブロックを、とりはずすような、ストレスフリーの学び・成長の環境を作ることが大切」ということを学び、
また、ブロックを取りのぞき、神経などエネルギーをオープンにするのに、有効なメソッドを学んだときには、驚きもしました。
ブレインジムは、奥が深くて、このブログでは、とても小さな一部も書ききれませんが、
私が、この先の人生で生きていくため、子育てをしていく上で、
最も大切なもののひとつ、
そして、学んで良かった学問であることは、確かです。
今日も息子の様子を観察していて、
「ブレインジムのこころえ」の素晴らしさを発見した日となりました。