2012.12.30
スポーツとブレインジム、サッカーなど球技を例にした話
こんにちは。
今日は、スポーツと脳のお話です。
子供の成長にとって身体を動かすことはとても大切。
それは脳の発達にも、とても深い関わりがあるから。
特にサッカー、バスケなどチームスポーツや球技はいろいろな神経が刺激されますね。
脳を活性する方法は、世にいくらでもメソッドがありますが、
意外に見落とされているのが「身体を動かすこと」です。
脳の右脳と左脳、脳幹や小脳など動くだけでいろいろな部位に
神経活動を通して刺激が伝わります。
特に、子供は脳も神経も、身体、内臓機能も
発達中の段階。
将来スポーツ選手にならなくても、たくさん身体を動かしておくことは
その後の人生にとっても多くのメリットがあります。
ボールをみる。
近くをみながら、ボールの位置を確認して、足を動かして蹴る。
動いているボールに近づく。
走る速度と、方向を脳でキャッチし、
その指令を身体に送ってコミュニケーションを図る。
もし、お子さんが動いているボールを追いかけて、キックしてボールにあたったら、それだけで、とても脳のいろいろな部分を使います。
なので親は、サッカー選手の卵みたいに、絶妙なパスやキックをしなくても、がっかりすることはありません。
これだけで、素晴らしい脳体操なのですから。
時に、後ろにボールがあることも。
背後を確認する動きも脳、全身の発達にはとても大切な動き。
集団になると、ボール以外、見方も敵も、空間にも自然と視界が動きます。
ということは、見る対象が増えます。
脳はもっと刺激されます。
これだけマルチな脳刺激を家の中で、行うには、豪邸にたくさんの兄弟がいないと難しいかな?
上記はドイツ男子ナショナルチームの脳トレーニングの指導をされたエフィーさんとお会いした時に見せていただいた画像。
スポーツ選手に説明する時に使われ、動きと脳の関係をモデルになっています。
過日はスポーツとブレインジム交流会では
サッカーをするお子様を持つママさんへ、
お子様のポジションからみた脳、目、身体の動きを脳トレーニングの視点から解説を。
他にも、剣道の大会を控えたお子様のご両親に集中力と冷静な動きについて
脳と身体の動きからお話をすると同時に、ブレインジムがどのように役に立つか
その使い方について、話し合いました。
実際にパパ、ママさんにも体験して頂きながらの交流会。
スポーツする子供たち、そして、そのママさん、パパさんにも知ってもらいたいと
心の底から思うこと、興味のある方に伝えて行きたいと思います。
スポーツは、
身体を動かしている、その瞬間、
目標に向かっている努力する時、
勝負がかかるとき、
伸び悩むとき、
いろいろなシーンを体験します。
役に立つ考え方やその手法はとても興味深いのです。