2014.01.19
アート脳と学力
アートセラピー&アートワークについて続きの投稿です。
学力向上と個性豊かな成長を両立する教育法「アートワーク」体験レポ①
学力向上と個性豊かな成長を両立する教育法「アートワーク」体験レポ②
学力向上と個性豊かな成長を両立する教育法「アートワーク」体験レポ③
学力とアート脳
アートワークを学ぶことで子どもの成長にとって、どのような影響がでるでしょうか?
檜森先生のお話によると米国のビジネス調査では大手企業のCEOなど、要職に就いてる人の脳の状態を調べると、アート的認知能力が揃って高いのだそう。
創造性やアイデアにあふれ、ものの見方、思考に幅があるだけでなく、それをカタチに変えたり行動にうつしたりするときに大いに役立っていると。
小学校になると皆、学校に通い、算数や国語など勉強が始まります。
国語や英語では字を覚えて書いたり、本を読んで話を理解することを学びますし、算数では形や数の概念を学んでいきます。
そして、それを教える時は反復や決まりごとを教えるなど記憶を用いた指導方法が多くなります。
これが得意な人はいいいですが、もし、そうでなかった時にはどうしたらよいでしょう?
先生の言葉を理解したり、法則を理解するときには、その言葉の意味や足し算や引き算の意味を理解しやすくしておくことが大切です。
アート脳が開発されてくると、色や形、大きさなどを通して、イメージで素早く理解できたりということができるようになります。
檜森先生も勉強が苦手な子どもたちにアートを用いて勉強を教えると、理解力が格段に高まると話しています。
アメリカやカナダでは公立小学校でも導入が進んでいたり、一般教育では刺激が足りないと言われているアート的な脳の使い方を教えることによって、個性豊かな子どもたちが育ち、自分らしさをもちながら能力を発揮している姿が報告されています。
小学生など、幼いころから始めると学校の勉強がラクで楽しくなるのでおススメですが、私たち大人が行っても“アート脳”は育つとのこと。
期待が持てますね!
● アートとブレインジムのコラボレーション。
さて、檜森先生とは「子どもたちの成長」というテーマで関心がピッタリあい、ブレインジムなどの動きの教育とアートワークの統合指導などが進行中です。
ブレインジムは身体の動きを使った教育法でアートは色、形、造形など、ものをつくったり、表現したりする教育法。
これをミックスすると、、、それは、それは奥深いものになるな、ということで実際に学校の授業で取り入れたり、先生たちが活用しやすいプログラムをつくることを初めています。
海外の来日セミナーなど今後の活動はブログやコラムにも書いていきますので、ご興味のある方、どうぞお楽しみにしていてくださいね!