嵯峨副学院長のブログ

2014.05.27

アートと教育「ARTS Integration」来日セミナーのレポートです。

学びにアートを取り入れよう!
 
2014年5月24、25日、米国よりリサ・ドノハン来日され、国際セミナー「アート脳の開発」 ARTS Integration が行われました。

 
↑色、形を使ったグループワークで創造性とコミュニケーションが生まれる

参加者は全国から約30名、小中学校の教師、美術教師、発達支援級の教員、子どもたちにアートを教えている専門家、英語指導者、臨床心理士、アートセラピスト、医療従事者、それからママさんなど、いろいろなバックグランドの人が集まりました。
 
参加された方の一番の目的が黒板にかかれています。

 
↑ どんなことを学びたいか?全国から教育の専門家が集まる

皆さんアートを使って自分の潜在能力を知りたい、高めたいという方、それから、指導者としてすぐにプログラム化できるものを持って帰りたいという方がほとんどでした。
 
2日間のセミナーでは、アートを「教育プログラム」に活用することを目的に理論から実践的なプログラムが紹介されました。
 
アーツインテグレーションとは?
 
米国で行われている実践研究および、学問。アートを使って他のカリキュラムと融合して、効果を高めること。代表的なアーツインテグレーションは「教育」との融合で、算数や英語(国語)を学ぶときにより理解を深めるだけでなく、創造性や分析力など、様々な能力を高めることが報告されています。
 

来日されたリサ・ドノハン先生

セミナーで提供された学びのプログラムは?
 
〇「今」にフォーカスするアートワーク
白画用紙とクレヨンのみで行う5分適度のワーク、床か机の上で。

 
↑ 「今」にフォーカスするアートワーク

〇 セルフリファレンス(自己の参照)の制作
自分を表す言葉を並べ、文字で単語をつづる。自分がいる環境が、生きてきた過程が自分のリファレンスと影響している。それを通して、周りを見ている(色眼鏡)。少人数でのグループシェアでリファレンスはそれぞれ違うことを知る。

 
↑個人のリファレンスは「ものの視点」につながっていることが多い。

〇 アートを用いた自己紹介の方法。
コミュニケーションビルディングにアートを導入する例。リファレンスの中から、いくつか、項目をしぼって表現する方法を学ぶ。
 
〇 ロール紙を使った全体アート制作
使用した道具は黒インク、綿棒、消しゴム、クレヨン。作業途中で休憩したり、作業場所を移動したりして、アートワークによる変化を感じる。

 

最初に大きな紙で皆が思い思いに円を描く → 円をつなぐ → 円の中の接点を選ぶ → 点と点をつなぐ → 円と円をつなぐ → 色を選ぶ→色をつける(どこに色をつけるかという枠組みの提案)→装飾、

 
↑ 全体でつくった作品は、出来よりも、その過程での学びを重視する

〇 身体の動きと音を使った短時間コミュニケーション形成
全員同じワークやひとり一人違うワークを選んでもらう。
 
〇 「波の話」からグループで身体表現をする。
 
〇 「書くこと」「表現すること」を学ぶ。
自身の意味や理想について文字でつづる(個人ワーク)→ 多数あり単語から一つをピックアップして注目、意味を広げていく → でてきた意味からひとつを取り上げ、詩をつくる。どのワークも2-5分以内という短時間の枠組みの中で作業をする。最後に詩をイメージするためのコラージュを行う。

 
↑ 自分を知るというワークをする時に作成したノート

〇 算数、国語など教科について、アートの用い方の事例を確認する。
 
〇 物語をつくる練習法、個人&2人組ワーク
 
〇 クロージング
全員で作った絵を人数分にカットして、それを一枚とりながらコメントをひとつ話す。
 
アーツインテグレーションの事例はこちらの米国のウエブサイトに掲載があります。

http://www.artsedsearch.org/

リサ先生が時折触れていたこと
 
「子どもが何かを学ぶときには、まずは自分のこととして、とらえてもらうことが大切。自分の内側で考えられ、感じ、試していく、という流れの中で理解や分析、創造性などが自然に養われていく」
 
「学校教育のような集団の中での学びでは、どのワークを、どのように設定しても、必ずHAPPYに行う子、イマイチやりにくそうな子、気持ちが動かない子など、必ずでてくるもの。ただ、ここが価値のある教育現場となる。自分の視点に気づいたり、他者と視点が違うことも学ぶ、これがコミュニケーションの場となる」
 
2日間を振り返り
 
全国から集まった専門家の皆様が明日からこのワークを現場に持ち帰りたいと、ポジティブに自信をもって話されていたのが印象的です。このセミナーでは、細かいテクニックや手法よりもアートを教育に導入していくときに得られる大きくて深い意味を体験できた、という感想をもっています。
 
「創造性の構築」や「学び」を自分のものとして吸収すること、自主性、自己と他者のコミュニケーションなど、教育的価値としてアートを使うなんて、ユニークです!

↓ セミナーの翌日、

自閉症のお子さまとのブレインジム&原始反射ワーク、親子セッション。
3回目の昨日はアートを取り入れてみました。

体操も、ワークもお母さんはメモをとったり、一緒にやったり、自由に出入りで。
その時の様子を見ながら、ワークが決まります。

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国内でもNPO法人アートワークジャパン主催で、いろいろな学びを提供している人がアートを導入できるようなエデュケーター養成講座がこの秋からスタートするそう。そこでは、国内の事例に合わせた手法が例題として組み込まれるようですので、より実践的な内容が学べるとのこと。


国内での活動のリーダー小野先生と檜森先生、リサさんを囲んで。

楽しみですね!

2日間は全国から目的をもって参加された皆様から、たくさんのことを学び「気づき」の多い時間となりました。

リサ先生、小野先生、檜森先生 ありがとうございました!

檜森先生とは今後の学校でのブレインジム導入の続きについて話し合いもできました。
今後は4年生だけでなくて、全学年に働きかける方法を考えようと、なりました。

アートと学力
運動と学力
アートと運動と学力

一見関係ないように見えるこの関係も、結構つながりがあると知っているのは、小学校の先生ならではなのかしら?

個人セッションをしている方とアートを使って空間認知と自己信頼感を高めるワークを取り入れてみようと思います!
言語が必要ない時、言語ではいまいちな時に、特に役立ちそう!

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