2015.12.09
子どもを「応援したい」と思うとき
前回の投稿「子どもに「頑張ってもらいたい」と思うとき」
http://saga-log.jugem.jp/?eid=1014
では、多くのお母さんからメッセージを頂きました。
今日は、前回の「聞いてみよう」から、追加です。
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【子どもを応援したいと思うとき】
親子では、毎日一緒に暮らしている、の繰り返しだから、
究極の一言なんて、いらない。
かっこいい言葉なんて、いらない。
簡単なことを意識する。
「つないでいく」だけ。
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純粋な子どもの
「一番好き、一番気持ちい」は、
「一番得意」よりも、
長期的にみると、人生における「強み」として成長する可能性が高い。
けれど、
「一番」が分らない、
「一番」好きなことが、何なのか迷う子どもがいる。
「うーん」と、迷うというときがある。
そうしたら、
「何と何が好きなの?」
「何と何が同点ぐらいなの?」
って聞いてみる。
「好き」という言葉だけでなく、ここには
☆気持ちい
☆気分がいい
☆楽しい
と入れてもいい。
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【会話がつながっていく】
また、後日、声をかける。
母:「今日の一番(一位)は、こないだと同じかな?」
子:「こないだって?」
母:「あ、ボールをキャッチするのが一番気持ちいいって言ってたね」
母:「ところで、どんなボールをキャッチすると気持ちいいの?」
前に聞いたことを、また、聞いてみる。
子どもの返事から、
「一位や一番○○」が増えているかもしれないし、変わっているかもしれない。
耳を傾けると、やっぱり子どもを理解するのに役立つ。
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子どもの発言をヒントにしていくと、子どもの「今」を理解しやすくなる。
大人だってそういうときもあるが、
「今」という現実を察知したい。
「今」を感じたい。
「今」を強引に、まるめこめると、
「未来」は、単に期待という幻想に終わってしまう。
親子の会話で、ものすごーく子育てに、持論があり、自信ががあれば、悩まない、迷わないでしょう。
でも、もし迷っていたり、悩んでいたら、
無理に、アドバイスしたり、悩んでいるまま、自分の意見を言わなくていい、
背中をなでながら、聞く、聞きながら、つないでいくだけでいい。
かなりの情報が得られるはず。
子どもは自分と顔が似ていても、
自分とは違う。
別の人間だから、興味をもって、
子どもの反応に
「なるほどー!」って思える
オープンマインドを持ち続けたい。
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自然療法の国際総合学院IMSI 副学院長 嵯峨慈子
子育てや仕事に役立つ自然療法
身体を丈夫にしたり、感情のコントロール、コミュニケーションを高める方法など、
お母さん、大人自身が健康的に美しく輝いていくセラピーを紹介しています。
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