嵯峨副学院長のブログ

2020.07.01

発達障害に運動アプローチ ③ どんな運動がいいの?

前回の投稿の続きです。

 

原始反射を成長、発達させ、統合していくには、どのような働きかけがよいでしょうか?

 

まず、考えたいのは、

 

原始反射じたいが、身体動作ですので、身体を動かすことが基本になります。

 

今ではスマホやITの進化により、子どもが動かなくても楽しめるものがたくさん増えてきました。

そのため、運動は、何もしていない、という人も多くいるようです。

 

そのような環境を考えると。もし動くことをしている場合には、それだけでも価値があると考えてもよいと思います。

 

まずは、歩いたり、外で遊ぶだけでも大きな価値があるはずです。

 

 

原始反射統合するときに、ういった身体の動きが理想的なのかを、

発達の順序から考えると、このようになります。

 

ここに、シンプルかつ、一般化した基礎的な動作をあげてみます。

 

※実際には、原始反射の統合レベルの確認に加えて、個人が心地よく感じるものを探求するなどパーソナルに対応していくことが重要です。

 

【発達をサポートする運動】

 

運動の種類を考えるとき、まずは次にあげる身体スキルをバランスよく刺激していきましょう。

 

〇 柔軟性

〇 バランス

〇 目と手の協調

〇 目と足の協調

〇 安定性

〇 上半身と下半身の協調

 

比較的、取り入れやすい運動形式と動きの具体例をあげます。

 

 

両手、両足を使う動き

              しゃがむ、ジャンプ、跳び箱、マット運動など

 

片手、片足で支える動き

              片足で立つ、ケンケン、走る、球技など

 

背中、背骨を動かす動き

              身体をねじる動き、道具を使う、寝た姿勢からローリングするなど

 

【発達をサポートする運動、バリエーション】

 

動きの他、エクササイズを取り入れるときに意識したい手法の枠組みを紹介します。

 

① 様々な姿勢で動く

 

立位だけでなく座位、四つん這い、仰向け、うつ伏せ姿勢など、さまざまな体位で運動を行うことで全身の筋肉や神経系を刺激します。

 

② 道具を使う

ものを手足で扱いながら動くことで、視覚や触覚、身体感覚の統合を促します。また、楽しさややる気を高めたいときにも便利なアイテムです。

 

③ ひとりでする、誰かとする

ひとりで動くとマイペースを保て、関わる人が増えると聴覚、視覚などが広く刺激されます。2人以上で行う運動は、遊びに変換しやすく、目的をつくることで他者とのコミュニケーションを学習する機会になります。

 

 

続く

 

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