嵯峨副学院長のブログ

2020.07.01

発達障害に運動アプローチ ④ 運動ができないとき、もっと応用させたいとき

 

前回の続きです。

 

前回の投稿で、原始反射統合に必要な動きのアプローチに基礎系について

例をあげてみましたが、今日は、

 

その運動が難しいとき、

 

それから、簡単すぎて、もっと応用させたいとき

 

について書きます。

 

 

【運動が難しいとき】

 

運動が難しいときは身体に対する認知を高め、原始反射統合をサポートするマッサージをします。背中に触れて、背骨の位置を認知したり、足の裏にふれて感覚統合を行ったりします。

 

また、動きをラクに生み出す道具として風船やタオル、マスキングテープを利用することもあります。

 

風船はゆっくりとした動作から、スピード感のある遊びまで行うことができますし、タオルは球技が苦手でも比較的受け入れられやすいアイテムです。

 

マスキングテープは足と目の協調をサポートするのに、誰でも安価で手に入りやすく、色も柄も豊富で色彩をうまく活用していけるのが特徴です。

 

 

【応用:もっと発達をステップアップさせたいとき】

 

2つのことを同時に行うダブルタスクにチャレンジしていくのもよいでしょう。いずれも空間認知力や注意集中力の強化、視覚、聴覚を並行して使う、動体視力の活性などにつながります。

 

具体的な手法としては

 

〇自分と物との距離を変化させる。

 

〇動いているものをみながら全身を動かす。

 

〇自分も道具も両方動いている状態をつくる。

 

〇うつ伏せで遊ぶ。転がり(ローリングをし)ながら遊びをする

 

など、道具の使い方や姿勢のバリエーションを追加することでさらなる発達が促されます。

 

自分にあったストレスのない動きや、楽しくなるような身体遊びをすることで、脳と身体をつなぐ回路がつくられます。

 

 

また、応用していくことで創造性や計画力、目標設定、修正する力などが育ち、単なる運動による身体的効果だけでなく、さまざまな日常生活に役立つスキルを得ることができます。

 

 

学院のインスタグラムに、ダウン症の4歳のお子様と行った

ボールでお遊びするワークをの様子を掲載していますので、

関心がありましたら、参考までにご覧ください。

 

お母さまは学院長で長年の友人であり、イギリスアロマ留学時代の同期の冨野玲子先生です。

 

インスタグラム #imsi_aroma_naturalschool

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