2020.07.20
8つの知能から、強みを活かして発達成長を促す
今日は「知能」についての投稿です。
昨日は、NPO法人アートワークジャパンの檜森先生が指導する
楽しいのに大変身!『女性の自信と美しさを引き出すアート脳コース』
の4回目の授業がありました。
「あの人はアタマがいい」みたいな表現がありますね。
知能って、そもそも、どんなものなのでしょう。
どうやって、高めるんでしょうか?
まず、このクラスで学んだ、知能の種類についてかきたいと思います。
【8つの知能】
ハーバード大学教育学大学院教授で、心理学の世界的権威であるハワード・ガードナー教授は、従来のIQテストで図る知能だけでなく、人にはいくつもの「(マルチプル・インテリジェンス)多次元的知能 MI理論」があると主張しています。
このMI理論によると、人間には「8つの能力」があり、異なる人では、これらの中で、発達している部分がさまざまなのだそうです。
自分はどの知能が発達しているのか、のびそうなのか、8つの能力を見極め、個性に適したアプローチで学習をすると、人は才能を大幅に伸ばすことができるといいます。
8つの知能には
①言語的知能
②数理論的知能
③音楽的知能
④空間認識知能
⑤身体運動知能
⑥対人的知能
⑦内省的知能(自分を理解し、省みる力、欲望や恐怖などの感情に向かいあう力など)
⑧博物的知能(自然界にあるもの差異を見分ける力)
※それから8つの知能以外に、まだ知能として認める基準は満たしていないが、人間としての存在意義などに疑問をもち、考える能力「実在的知能」などもある。
これらの中で、知能としてよくイメージされるものに
①と②の言語的、数論理的知能があります。
しかし、これらがよく発達している人は18%といわれ、それ以外の約8割の人は、他の知能を発達させて、学びを進めていくスタイルがあっていると言われています。
①、②が発達していない人の割合、8割も。
なんだか安心するような、
いやいや、安心しちゃいけないかもしれないが(!(^^)!
いずれにしても、
わたしも、その8割の中にいるはず!!!
やる気でますね。
アート脳コースで指導される檜森先生もおっしゃっていましたが、
人は得意な知能を生かして、学びを促進させることが大切で、自ら主体的に行い、没頭して関わり、そのなかで意味を見出していく、社会的なかかわりをもつことが大事と。
また、アートを使うとことにより8つの知能に楽しくアクセスして、多次元で知能の発達を引き出すことが可能なんだそう。
納得です。
誰もが、自分のスタイルにあった、より得意な知能をいかし、組み合わせ、成長していくことが普通になったら、子どもも、大人も元気に成長し、活性していくし、よりよいものやサービスが生み出されるのかなって感じました。
午後は、自分が8つの知能のうち、どれがよく発達しているかなどに気づくアートワークの実習を。
それから、知能を発達させていくために必要な「コンテンツ(内容)」の考え方についても、解説がありました。
これまで重視されてきた知識コンテンツというよりも、これからはたくさんある情報やリソースをどう組み合わせて、さまざまな課題をどのように解決していくということに注力した育成法がよいそう。
最後の1時間は、参加者のおひとりおひとりの質問をうける時間をとりました。
ほとんどの方がZOOMに切り替えて参加されているコースですが、オンラインでいろいろなことができますね。
自分の認知や知能の種類について知ったうえで、実際に自分の仕事や活動に役立たせたい場合には、どうしたらよいのか?大人ならでは質問があり、先生から解説とアドバイスが行われました。
テーマは
・子育課題(受験勉強、ゲームの種類と時間)
・なかなかルーティンを覚えることが難しい人のサポート
・自分のいったい何をしたらよいかの迷い
・仕事を広げる、まとめる
・学級運営、一般授業でわかりにくさ、参加しにくさを感じる学生さんの対応
など。
檜森先生はアートの先生という顔だけでなく、算数、数学、国語、英語、特に文章の読解などの指導もされ、小、中、高校、大学、社会人の受験対策、家庭教師やコーチもされています。
経済、国際関係など歴史から、社会学的部分にものすごーい情報量が入っているお方。
ご自身をゲーマーと呼ぶくらい、ゲームの仕組みや、ゲームの内容についてもかなり詳しい!(^^)!
いつも、思うのですが、そのアドバイスからは、学習能力を高めて、生きぬく力を高める、安心して自立していくための強くて優しい、メッセージがこめられているなと感じます。
先生は褒める教育を選びませんが、学ぶ人が肯定感を感じ、楽しく、実際に結果に結びつける指導法。
私はもともと、この分野をカッとばして、無理な努力やなにかを間に合わせるようにして、
勢いで大人になったタイプ。時代もあるかもしれませんが、言葉も精神論や暴言も普通でした。、
自分は、時代にあわせて、年齢と共に、進化したいし、
これからの時代を生きる、若い子どもたちのこともよく知ってみたい。
この分野をもっと伸ばしていきたいので、檜森先生からいろいろ学び、真似してみたり、自分の日常生活で、トライ&エラーを重ねて、楽しくころがしています。
次回はいよいよ「コンフィデンス」自信について教えていただきます。
コースの内容はこちら→https://www.imsi.co.jp/course/capacity/art.html
子どもの勉強、受験、個性豊かの子育て、特別支援教育などの含めた
親向け、実技はお子様と一緒に参加できるアフターコロナにそなえる
特別オンラインコースはこちら
https://www.imsi.co.jp/course/capacity/art_7c.html
→1回ずつの参加も可能です。
次回もお楽しみになさっていてくださいね。