2021.06.22
息子の期末試験勉強から、幼児の発達がわかりやすく教科書に!
今日は期末試験勉強中の息子との会話から。
家庭科の試験勉強をしていた息子から声がかかりました。
「ねぇねぇ、赤ちゃんって身長5㎝?」
「ねぇねぇ、もし下に兄弟いたら、面白かったよなー」
なんでこんな質問されたのかと思って、机の上をのぞくと、家庭科の教科書で「発達」のところが開かれていました。
赤ちゃんが5㎝かぁ?という部分は、会話の途中も、おちも、いつもの母子の笑い話なので、スルーして!(^^)!
今日は「教科書って、なかなか面白いなぁ」というお話をしようと思います。
家庭科の教科書をのぞくと、しっかり発達の重要部分が書いてあるではないですか!
スゴイっ。
⇒発達は、頭部から尾骨へ。中枢部から抹消部へ。
(出典 中学家庭科教科書 東京書籍)
これは原始反射があったり、運動の協調性、姿勢の安定など学習や運動の発達を促進するときに、メニュー作りに大切な「基本的考え」ですが、私たちは中学生のときに、すでに学んでいるのですね。
例えば、こんなケース
・字が上手くかけない。
・下半身の動きがぎこちない。
・乗り物酔しやすい。
・目と手の協調が難しい。
このように悩みが、手足など末端部分に関わること、下半身の連動や安定性に関わることがあります。ですが、そんなときにいきなり、悩みと関わる身体部位に直接働きかけても、スムーズに発達が促されないことがあります。
この発達の方向、順序にとって、頭部、体幹へ働きかけることでその後の発達がスムーズになることが多くあります。
他にも、遊びがどのように私たちの発達や社会性に役立つのか、など、しっかり表や文章でこんなにわかりやすく書いているのですね。
(出典 家庭科教科書 東京書籍)
息子と一緒に、将来こどもができたら、みたいな感じで、おしゃべりを。
面白くなったので、そのまま、家庭科を一緒に勉強し(というか、私が勝手に参加し)
ついでに体育や歴史、公民も。いつの間にか、テスト勉強にあきた息子の「問題だし担当」になっていました。
でも、私は色々、記憶がどこかへいってしまっているんで、とても「よき勉強仲間」じゃないのですけどね。
中学3年生の受験生。期末テストは今週に。
いつもより頑張っているみたいです!
テストが終わったら、家庭科の制作物は「赤ちゃん用のよだれかけ」をつくるんだそうです。
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自然療法の国際総合学院IMSI 嵯峨