2021.12.12
動きの探索コース、残り2回の授業に
米国で運動による発達サポートを行うキャロル・アン・エリクソン先生による「Movement Exploration(動きの探索)」コースが10月に開講して、全8回のクラスのうち、6回目が終了しました。
生活が便利になり、次世代を支える子ども達にとっては、身体を動かすことで自然に促されていた発達の機会が激減しています。
乳幼児期に起こる原始反射の統合や「動きのパターン」に問題が生じると、読み書き、集中など学習スキル、姿勢の維持や運動、感情コントロールなど、その後のライフスキル(生きる力)に大きな影響を及ぼすことになります。
今回のコースは先生の暮らす米フロリダ州と日本をオンラインでつないで学習を。
私はこのコースで実技の動きの説明や原始反射の確認の方法などのサポートをしています。
原始反射の理解は言葉でも進みますが、実際の確認は動きや触覚刺激と共に行うため、皆さんと一緒に同じ場所で行えないのは少し寂しい感じもあります。
ですが、コロナ禍で移動がしにくい状況の中、先生から直接話を聞きたいと思っている方が参加できるのは良いですね。北海道から九州にお住まいの方々10数名の方と一緒に学んでいます。
コースの残りは2日間。残るはATNR、非対称性緊張性頸反射などの原始反射の学びと
片側の動きの発達と交差性の動きの発達について学びます。
そして、キャロル・アン先生ならではの面白い動きの教育の紹介もあり、サポートが楽しみです。
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