2021.12.13
発達と原始反射統合における質問
脳と身体のための原始反射コースの定期開催コースはクラス3足底反射、バビンスキー反射、下肢のつながりを終了し、企業研修も兼ねているリクエスト開催コースはクラス5、対称性緊張性頸反射、ランドー反射まで進みました。
治療家、セラピスト、心理、教育従事者、それから子育て中のお母さま、今後をイキイキと暮らすための身体づくりをしたい方々が参加し、人間の初期発達が現在の心身の状況、行動とどのようにつながっているか、様々な視点から考える機会になっています。
コースでは、原始反射の発達が私たちの今の生活にどのように役立っているかをお伝えした後、参加している方が思うこと、聞いてみたいことを話せる時間を大切にしています。
というのも、この部分が、参加した理由になっていることがほとんどだからです。
例えば、子育て中のお母さんだったら、「私の子どもは、こんな姿勢で、こんな動きをしているんだけど、どうしたらよいか?」とか、親が誘うことを「面倒くさい、とすぐ断るが、どうしたらよいか?」など。
治療家の先生だったら、回復や改善が遅れがちな患者さんの様子から、もしかして、これは原始的な反射が関係しているのではないか?でも、それはどの反射で何から始めるとよいか?実際に見る人は新生児、乳児ではないので、統合をどのように考えたらよいか?
などなど。これまで、数えきれないほど例がありました。
今の時代は本だけでなく、ネット等で様々な情報や知識を得ることができます。ですが、自分が思うことを話して、それに関する説明をききながら、実践を通して、みる、体験することは減っている気がしています。
私もこれまで様々な先生、先輩から教えてもらっていますが、それに加えて「動いて見せて、体験させてもらえる時間」が本質的な理解につながり、様々な活動に役立っています。
一緒にワークをして、参加される方の、ぽっと笑顔がみえる瞬間に幸せを感じます。
それから、その後の様子教えてもらって、嬉しくなることが多いです。
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毎年人気のIMSI学びの福袋、2022年は原始反射のコースも対象に入りました!