2014.10.03
食品ラベルの〝裏”を読もう!
本日は、IMSIにて福地かつ美先生による「セラピストのための臨床栄養学~表より裏が大事!~」が開催されました。
「身体にイイ!」と宣伝されているものでも、実は害のある食品添加物が含まれていたり、表示されているほど栄養素が入っていなかったりするのです!
この講座では、病院に長く勤務された経験のある管理栄養士の福地先生が、ニコニコと柔らかな口調でバッサバッサと(笑)斬りながら、
加工食品のラベルの読み方を分かりやすく説明してくださいましたよ。
コンビニのお弁当やサンドイッチはもちろんですが、
例えば、「ファイトが出る!」と言われる健康ドリンクや、
「栄養バランスが優れている」と言われているコーンフレーク、
そして、世間に溢れる〝健康”食品も、
商品パッケージの前側ではなく、裏側を見ると、「アレアレアレ???」と思える表記が・・・。
ナチュラル系のサプリメントにも、少し知識があれば分かるような虚偽の表示が・・・!!
この講座のテーマは、「闇雲に怖がるのではなく、きちんと知識を得て、自分で確かめる目を持ちましょう!」ということ。
そして、砂糖のタップリ入ったコーンフレークよりも、小麦胚芽を上手に摂ったり、
カルシウムが必要だったら、シラス干し、田作りなどの小魚を食べたり、
ビタミンや抗酸化物質が必要なら、トマトや色とりどりのパプリカを食べたりするなど、
スーパーで売っている食材でも、工夫次第で、自分で必要な栄養素を摂取することができるのです。
どうしても足りない時だけ、自分の目でラベルを見て確かめて、本当に良質なサプリメントに頼りましょう。
今日1日だけで、実践的な栄養学の知識がずいぶんと身に付きましたよ!
福地先生は、英国IFPA認定アロマセラピーディプロマコースと南アフリカDI認定セラピューティック・リフレクソロコーディプロマコースで栄養学を担当されているほか、今日のような公開講座も担当されています。
次回は、11/7(金) セラピストのための臨床栄養学~大人の代謝とアレルギー・遅延型フードアレルギーとは?~です。
セラピストも、主婦も、スポーツ愛好家も、ビジネスマンも、全ての方に絶対に必要な栄養学の知識。
ご興味ある方は、是非ご参加くださいね!