2024.06.25
梅雨時のアトピー対策と自然療法
東北地方も梅雨入りし、これで日本全国が梅雨入りとなりました。
紫陽花があちこちで美しい花を咲かせ、色彩豊かな季節ですが「梅雨が大好き!絶好調♪」っていう方はあまりいらっしゃらないですよね……。
湿度も、気温も、気圧も変化しやすいこの時期、体調を崩しやすい方が多いと思います。
アトピー体質の方は、特に痒みが辛い季節ですよね。
私もアトピーですので、よく分かります!!
”湿疹”と言われるように「湿」の季節は、皮膚にとって大きな負担となるのです。
この時期のアトピー対策としては、とにかく消化器系(東洋医学で言うところ”脾”)を強壮して、身体の水捌けをよくすることがおすすめです。
アロマセラピーでは、特に「湿邪」を解消し、身体の水捌けをよくする性質を持つものとして、ユーカリ全般、サイプレス、ジュニパーなどが勧められます。
また、消化器系を強壮する精油として、カルダモンやフェンネルなど種系、ミント系全般(スペアミント、ペパーミント、和はっかなど)、柑橘系全般(マンダリン、ベルガモット、グレープフルーツ、レモン、スイートオレンジ、柚子など)の精油が勧められます。
アトピーが悪化して皮膚科に行くと「保湿してください!」と言われますが、私はアトピーの方が保湿目的でアロマオイルを皮膚に塗ることはあまりお勧めしておりません。
むしろ、ディフューザーやインヘーラーなどでアロマを吸入し、深呼吸をしながら、ドライハンドでセルフマッサージをするほうが皮膚の痒みには良いと思っています。
東洋医学では、皮膚は肺の状態を表していますが、アロマを使った深呼吸は、肺を強壮して皮膚の状態を改善させる、素晴らしいアプローチ法となります。
直接の皮膚のケアとして、すごくおすすめなのが、ディエンチャンです!
手でポリポリと掻きたい痒みに対して、道具でコロコロ、ツンツンするだけ。
痒みには「搔いちゃダメ!」ではなく「これで掻くと気持ち良いよ」と言う感じで、気持ち良い程度に皮膚に刺激を与えます。
すると、皮膚内にこもっている熱が外に発散されて、涼しくなり、相当気持ち良いのです!
ベトナムの鍼灸師が、誰もが簡単に行える「刺さない鍼」として開発したディエンチャングッズは、本当に優れもので、アトピー肌の強い味方。
皮膚にも良し、筋のコリにも良し、そして内臓にも良しと、一石三鳥なのです!
日常生活の中においては、「思い切って汗をかく!」ということをお勧めしています。
汗で悪化するアトピーですから、汗をかくことに抵抗がある方もいるかもしれません。
でも、楽しみながら身体を動かしてかく汗は、脳にも良く、自律神経にも良く、内臓にも良く、そして肌にも良い、正に特効薬!
私は、先日娘の付き添いでダンスのワークショップに行き、1時間みっちりストレッチをして、1時間ダンスを踊って、滝のような汗を流したところ……、全身の細胞が喜んでいるような感覚を感じ、そして皮膚の状態もすっかり良くなりました。
ちなみに、ディエンチャングッズを片手にストレッチをすると、押した反射区の可動域がどんどん広がるのが分かるし、痒い時はすぐに皮膚を沈静できるので、おすすめです(^^♪。
人の身体は、ものすごく複雑で難しい面もありますが、一方で意外と単純で、シンプルな一面もありますよネ。
身近なところに、梅雨を快適に過ごすヒントがあるです。
ところで……、「笑い」もアトピーの特効薬ですよ!!
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