冨野学院長のブログ

2026.04.20

日本産精油と五行の叡智~スピリットとアロマセラピー和精油編 報告レポート その1 南会津の里山で

ガブリエル・モージェイ先生による「日本産精油と五行の叡智~スピリットとアロマセラピー和精油編~」が無事に終了しました。

ガブリエル・モージェイ先生による講座は、アカデミックでありながら、ユーモアもたっぷりで、どこかドラマチックで心を揺さぶられる時間——まさに「ガブリエル劇場」!

ご参加くださった皆様、応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。

このブログでは、講座のダイジェスト、その前に今回ガブリエル先生と過ごした時間について、お伝えいたします。

今回が記念すべき10回目の来日であるガブリエル先生の講座のテーマは「国産精油の五行」。

これまでも日本の自然や伝統に触れる旅をしてきたガブリエル先生ですが、今回は「日本の皆様に日本産精油の講義をする前に、蒸留所を訪ねたい!」とのご希望があり、福島県・南会津へご一緒しました。

まずは、もりの案内人「よっちゃん」にガイドをしていただきながら、ニオイコブシの花が満開を迎えている「高野じね~んの森」の散策。

「じね〜ん」とは、この地方の言葉で「静かに、自然と」という意味を持つそうで、焦らず地道な森づくりを「じね〜んと、やっぺ」という思いを込めて名付けられたそうです。

ニオイコブシのほかにも、クロモジ、杉、山椒、モミなど……さまざまな芳香植物、そして「霊芝」として有名なサルノコシカケ、天然記念物に指定されているモリアオガエルの卵なども発見!

ゆったりとした里山で、ありのままの自然から、たくさんの学びと発見がありました。

そして、南会津の自然豊かな里山で精油を丁寧に作っている一十八日さんの蒸留所を訪ね、杉の枝葉を蒸留している様子を見学させていただくことができました。

その新鮮で豊かなドライ・ウッディ調の香りとともに、職人さん達が、心を込めて仕事している姿に、深い感銘を受けました。

南会津の里山では、さまざまな薬用芳香植物や関連商品を生産していますが、今後、当帰(アンジェリカの一種で漢方の材料としても知られています)の生産に一層力を入れられるそうです。

当帰は、血の流れを調和させる、婦人科系の健康に役立つ生薬。南会津産の精油やメディカルハーブ、これからも目が離せないですね!

うれしいことに、一十八日さんが懇親会を開いてくださいました。

美味しいお酒と会津の郷土料理をいただきながら、一十八日誕生のストーリーや、蒸留所で働く方々の人生についてお聞きすることができました。

特に、農業やエンジニア、流通など、かつてが別の職種に従事されていた方々が、「今は精油の仕事に携われて幸せ~!」と笑顔で仰っていたのが、とっても印象的でした。

一十八日の皆様、よっちゃん、ありがとうございました!

これからも素晴らしい薬用芳香植物と精油を作り続けてくださいね。アロマセラピストの方々に伝えていきます!

今回の旅は、シンガポールからガブリエル先生の講座に参加するために来日したベロニカさんもご一緒しました。

アロマセラピストのベロニカさんは、リンパ浮腫をはじめとする、あらゆるリンパ系の疾患を持つ方へのケアのスペシャリストで、Masso Instituteの代表を務めていらっしゃいます。

車中でも、アロマセラピー談義がおこなわれ、あっという間に東京に到着しました。

つづく

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