2020.03.03
ディエンチャンワークショップin 南アフリカその5 「世界一不健康な国」のセラピストに伝えたかったこと
ディエンチャンワークショップ in 南アフリカ その1 開催の経緯
ディエンチャンワークショップin 南アフリカその2 出張準備と出発前の心得
ディエンチャンワークショップin 南アフリカその3 セラピーは国境を超える!
ディエンチャンワークショップin 南アフリカその4 治安が悪く「世界一不健康な国」
の続きです。
束の間の休日は、「ご褒美」として、豪華なホテルスパに連れていっていただきました。
トリートメントを受けるだけだと思ったら、全身オイルマッサージに食事やデザート、ドリンクなど全て込みのワンデイスパ。
写ってはいませんが、たくさんの方で賑わっていました。
スラム街で生きる人たちも多くいる一方で、ゴージャスな施設は、この上なくゴージャスなのです。
さて、ディエンチャンワークショップ in 南アフリカ、平日コースが始まりました!
「世界一不健康な国」で働くセラピスト達ですから、クライアントさんの病気や症状も、多岐に渡ります。
「むずむず足症候群へのケアは?」
「脳卒中の後遺症にはどうするか?」
「癲癇(てんかん)の患者さんにはどうしたらよいか?」
「アルツハイマー病の患者さんには?」
「糖尿病の方にはどうするか?」
「坐骨神経痛には?」
「椎間板ヘルニア、脊椎すべり症、脊柱管狭窄症の方へのおすすめは?」
「自己免疫疾患の方へのケアは?」などなど、
日々クライアントさんに向き合っているセラピストだからこそ、質問や疑問が次々に湧いてきます。
でも、私たちは医師ではなく、セラピスト。
病気や症状に直接アプローチするのではなく、
症状の根本の原因を考え、体質改善をしながら、クライアントが自然治癒力で治っていくのをサポートするのが仕事です。
そのような考え方を持ち続けていれば、
どんな病気や症状をお持ちの方が来ても、アプローチする方法はあるのです。
逆に言うと、ディエンチャンの施術には、「この症状にはここ」という決まったルールがありません。
セラピストが常に考えながらセラピーを組み立てていきます。
↓ 愉しいランチタイムの図。
多くの受講生さんが初対面でしたが、一緒にご飯を食べるとすぐに打ち解けます。
↓ディエンチャンの救急救命テクニック「線引き」のデモンストレーションも行いました。
顔は心臓の反射区であり、脳の反射区でもあります。
人が突然意識を失うなど、いざという時は「これをやってください!」というデモンストレーションに、
一同大爆笑で、写真を撮りまくっていました。
「世界一不健康な国」でセラピストという仕事を選んだ皆さんは、
本当に大変だけれどもやり甲斐のある、素敵な仕事ですよね。
ディエンチャンの施術をする上で必要なことは、
クリエイティブ!
フレキシブル!
自由自在!
そして、セラピスト自身が、率先して、セラピーを愉しむことをしっかりとお伝えしました。
楽しくなければ、治癒力も上がりません♪
「どうぞ、学んだ知識と技術を、お仕事だけでなく、ご自分のケア、大切な人のケアにも活用してください♥」
こんなメッセージで、ワークショップが無事に終了しました。
今回、アフリカ大陸で初めて、62名の方がディエンチャンワークショップ(モジュール1)を終了されました!
出発前は、メチャメチャ心配(笑)でしたが、実際にやってみたら、ベトナムや日本と同じ。
愛と笑いと感動に溢れた、温かなワークショップでした。
↑4日間のワークショップを無事に終えて、カンパーイ!の図。
因みに、先日お伝えしたランキングでは、日本は健康な国第4位だそうです(1位はスペイン)。
ランキングの根拠に、幸福度や「政府の健康への取り組み」があることを考えると、本当かな???と思ってしまいます。
日本のセラピストも、もっともっと、健康で幸せな人々を増やせるよう、頑張らないとなりませんね。
それにしても、南アフリカの受講生の皆さんは、とっても褒め上手!
「先生がキュートで可愛かった????」などという(日本では、あり得ない!?)お褒めのフィードバックをたくさんいただき(笑)、
皆とハグしまくって、南アフリカでのお仕事を終了しました。
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