2018.03.10
【認知症予防にアロマセラピーがよいと言われる理由】
認知症の予防といっても、どんなことができるのでしょうか?
「認知症とメディカルアロマセラピー」の講演をして下さった
ハイパーブレイン代表・鍵谷先生によると
『予防には、生体リズムを調整することで、
そのためには、運動、腸内環境を整える食事、
生活習慣を整えることが大切です。
特にアロマセラピーは生体リズムを整えるために有効です
具体的には、午前と午後で異なる性質の香りをかいで、
神経系の働きを調整していく方法が使われます。
この他、認知症進行について、知ることも重要です。
例えば、最も患者数が多い「アルツハイマー型」の認知症を発症す
そのうち、その後の約5年間で約50%
つまり、約半分が進行するけれど、そうでない人も多く、
発症する前の生活が、大きく関係すると。
医学では遺伝子の研究も進む中、
そこで注目されたのが、神経細胞の再生能力の高い「嗅神経」です。
その他、嗅覚は記憶や認知に関わりが深いだけでなく、
大脳辺縁系を介し、体内のシステムとの連携に役立つこと。
これがアロマセラピーが活用されている大きな理由です』。
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セミナーではアロマセラピーや嗅覚、記憶に関係する脳の働き、実際の臨床での
お話がありまして、ワクワクしながらお聞きしました。
運動、食事、アロマによる生体リズムの調整。
先生から予防のポイントを伺っていると
国(省庁)が、長年取り組んできた施策の中の
健康づくりの3要素「栄養」「運動」「休 養」を思い出しました。
(※平成12年以降はこの要素がより具体化されています)
なかでも「休養」については、長年、「休めばいい」と考えられてきましたが
実際には、眠れない、休めない、など、
そもそも、「休養」やリラックスするのが難しいという人が多くなっていて、
様々な方法が研究されています。
「休養」を上手に引き出すアロマセラピーは、
シンプルに生活に取り入れることができる点からも
ますます注目度が高くなりそうです。
①【40歳を過ぎたら認知症の予防を~
③【認知症予防のために「ちょっと頭を使いながら軽い運動する!?】
英国IFPA認定アロマセラピスト・認定講師
自然療法の国際総合学院IMSI 嵯峨
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<IMSIの講座>
医療・福祉・教育・スポーツ面で活用されているヨーロッパの臨床アロマセラピー。
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<3月~5月依頼講演・セミナー・セッション予定>
〇3月21日(祝) 北海道函館市 公益財団法人函館市文化スポーツ振興財団様
「脳を活性化する体操~シニア世代からの心身の能力維持のために」
〇3月24-25日(土日)沖縄県名護市 ウエルネスリゾート ザ・テラスクラブ アット ブセナ様
「ウエルネスセッション~ リラックス脳をつくるボディセッション」
〇5月19,20日(土日)新潟県燕三条市 一般社団法人セルフアドヴァンス協会様
「脳と身体の発達を促す原始反射と動きのアプローチ~シンプルな運動エクササイズが子どもたちの!大人の!未来を変える~」
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