2021.06.09
脳のゴミ屋敷掃除とアロマ&ブレインジム
前回の投稿では「30-50代でも認知症のような状態に!」になるというスマホ認知症についてかきました。
今日はその脳内のゴミ屋敷の掃除法?について、試してみたことかきます。
脳神経外科医の奥村先生は、脳の情報処理には入力、整理、出力の3段階があり、その中で2つめの整理のプロセスが重要といいます。
インプット | 入力 |
デフォルトモードネットワーク | 整理 |
アウトプット | 出力 |
整理のプロセスに働きかけるには、以下の3つを実践することがすすめられます。
〇単純な運動を15分くらいする(難しくないもの)
〇無心になれたり、没頭する活動をする(例、皿洗い。家事)
〇5分間ぼんやり術(ぼーっとする。目は開けたまま、どこかを眺めて、あまり考えずに過ごす)。
です。なかでもこの「ぼんやり」する時間をつくるのがおすすめだそう。
(出典 NHKスマホ脳疲労
https://www.nhk.or.jp/gendai/articles/4249/)
さて、脳疲労チェックで「危険度、中程度」だった私。
↑動きながら何を探しているか忘れちゃったりするですよ! 悲しい。。。
ゴミ屋敷の掃除として3つの方法をしてみました。
①運動
⇒近所をのんびり歩き。私は窓とか、ドアが好きなのできょろきょろ見たりしながら。
通勤時間で一駅分歩いたり。歩きやすい靴を買いました☆
②無心、没頭してできること
⇒土いじり、皿洗いとかの掃除系ワーク。←いつもは「あー面倒だな~」って、お皿の山をみてネガティブ思考でしたが、なんとなく手を動かすようにしていたら、お皿の山がひとつひとつなくなっていくという事実が心地よさを生み、結果、いろんなところがキレイになって、ココロスッキリに(^^)/。
③ 5分間ぼんやり術
⇒実はこれは得意な方だと思っていましたが、やっぱり奥深い。
改めて自分の様子を内観してみると、いかに、雑念が多く、ぼーっとしているように見えて、次にすることを考えていたたり、結構、いろいろな思考が消えないものです。
それに気づいてからは、空を眺めたり、ベランダの植木鉢のお花をぼんやりみることをしてみました。私の場合は、何もないより、見るものがあった方が、上手くいきました。
また、心理学者でクリニカルアロマセラピストのジョナサン先生からの学んだことですが、アロマを意識的に使うという手法をいくつか試しました。
そのなかで、サークルという香りを円形に動かしながら吸入していく方法が、ぼんやり術の雑念から切り替えに役立ちました。
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【何をしていいかわからなかったら】
すぐに自分の手法が思いつく方はよいのですが、何をしていいかわからないという場合は、3つの術には「運動」が選ばれていることもありますし、ブレインジムや原始反射のエクササイズを試してみるのも良いと思います。
一度習ったことのあることを、試してみるのがおススメ。新しいことよりも、過去に体験していることの方が、脳もカラダも情報過多にならず、行うことができるからです。
脳の統合(整理)に役立ちますし、シンプルで難しくない動きです。
【発達中のこどもたちの場合は?】
脳の整理が必要なのは、私たち大人でもそうですが、発達中の子供たちにも大切なプロセス。
近年はHSPやADHD、発達障がい、スムーズな発達が促されずに日常生活に困難に感じるケースが多いと言われます。このようなケースでは体内の情報のうち、入力過多と入力不足が混在しているので、入力過多に対応するだけでは、困難さはなかなか変化しにくくなります。
入力不足とは日常生活、学習、運動スキルを支えるために必要な入力が不足しているケースです。
日々の生活では、この入力過多と入力不足の混在を両方理解して、アプローチしてすると、暮らし方がラクになります。
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