2024.04.12
HSP(とても繊細な人)とアロマセラピー ②
以前の投稿では、HSPとは何かを改めて復習し、まとめてみましたが、今回の投稿では「HSPとアロマセラピー」の講座でジョナサン先生に実際に教わった内容や受講の感想について書いてみます。
【ジョナサン先生のセミナーで学んだ内容】
・とても繊細な人、HSPとは何か
・ヨーロッパでのHSPについて
・セラピストのあなたも、もしかするとHSPに共感するかもしれません
・あなたはどれくらい繊細ですか?チェックリストで考えてみましょう
・HSPの特徴と感覚が敏感である理由
・アロマセラピーがどのように繊細さに影響を与えるか
・感情の幸福にポジティブな影響を与えるアロマセラピー
・実践アプローチ:人形を使った呼吸法
・様々な感情やテーマ、それに適した精油についての学び
(疲労、短気、優柔不断、不安感、神経質、内気、ストレス、落ち着き、自信、幸せ、愛など)
・アロマティックインヘーラーの活用方法
・オイルを使用したセルフマッサージ方法
【セミナーの感想】
★繊細さの良い面を見ることも忘れずに!
セミナーの冒頭で、ジョナサン先生から繊細さについての説明がありました。「アロマセラピストのように、香りやタッチなど感覚を刺激するセラピーを選んでいる皆さんも、HSPのように繊細かもしれませんね」とのことでした。
繊細であることのポジティブな側面を紹介してくださったのです。参加者の皆さんは安心した様子でいました。
★HSPでよくある問題に対処するアロマセラピー
一方で、感情の反応が強く、共感力が高いため、周りに気を使いすぎることや感覚が過敏すぎるために、環境への適応に過度なストレスがかかり、それが睡眠問題や心身のバランスを崩しやすい状況を引き起こすことが多いと説明されました。
香りやアロマセラピーを活用した鎮静や高揚の効果によって、心と体のつながりを作り、グランディングを促し、ストレスを軽減する方法が紹介されました。これは、HSPの方々が豊かな感覚を体験しながら、日々の生活を心地よく整える手法です。
★じっくり、ゆっくり味わう、香る、体験すること
また、HSPには「じっくり味わう」「ゆっくり体験する」というパーソナルな時間を持つこと、そして自分に心地よいものを選ぶことが特に大切であり、アロマセラピーを行う際もこのパーソナル対応の必要性が強調されました。実習では、香りを嗅ぐ方法のバリエーションや呼吸のワークが行われ、HSPの方々が、どのようにアロマセラピーを実践していけばよいかの実体験を通じて学びました。
午後のセッションでは、疲労、短気、優柔不断、不安感、神経質、内気、ストレス、落ち着き、自信、幸せ、愛をテーマにした精油の選び方やブレンディングが行われました。
★自信を回復するワーク
特に「自信」をテーマにした実習では、二人組でのワークもあり、「自分のことを安心して話す」ということを行いました。最初は皆さん、少し、恥ずかしさや緊張が見られましたが、ジョナサン先生の声掛けに合わせて、すぐに和やかな雰囲気が会場に広がり、参加者の笑顔が一層輝いていました。
セミナーの最後には、恒例の質問タイムがあり、お子様の過敏さを心配するお母さまや、香りが苦手なお子様の対応について日々の生活で感じている疑問などを先生に質問していました。
【学びを活かして】
私自身はHSPへの心身の健康法として原始反射の統合やボディワークのセルフケアを行っていますが、今回先生から学んだエッセンスを導入してみました。
これまでアロマのパートは少なかったですが、学んだ香りのブレンディングのバリエーションや香り方に工夫を加えてみたところ、
「感情が動き過ぎたときに安心して、安らぎを感じる」
「呼吸法とゆっくり体験することが大事ですね!落ち着くまでの時間が短くなった」
「モロー反射の呼吸のワークにアロマを使うと、すごく呼吸が深くなっていい」
「家にずっといる子供がイライラして機嫌が悪い時に、マンダリンの香りを試したら、すぐに改善しました。子供もご機嫌になって、私もうれしいです」
「いつもは香りを嫌がる息子が、この間は、くいついてきて、インヘーラーを大事そうに持っていたんです。なんだか、穏やかになった気がします」
「人込みに入ると疲れていたけれど、夜に統合エクササイズをして、最後にアロマを嗅いで寝ると、すごく熟睡できました!」
など、興味深い反応や声をいただいています。
仕事でもプライベートでも、良い体験が引き出されています。アロマセラピーの効果を改めて感じており、今後ももっと生かしていきたいと思いました。
ジョナサン先生、毎回心温まる授業をありがとうございます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
IMSIの体験会・オープンキャンパス(無料、ご予約制)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・