2025.02.02
アロマが最も得意であり、最も難しくもある「感情へのアプローチ」
”孤独”という暗闇に生きる人に「よかったら、アロマを使って今の苦しみから抜け出しませんか?」と手を差し伸べる……、これこそがアロマセラピストができることであり、ジョナサン先生が30年以上臨床現場でおこなってきたことです。
その「孤独の中に生きる人」とは、発達障がいやコミュニケーション障がいを持つ人、うつやPTSDなど精神の問題を持つ人、HSPなど”生きづらさ”を感じる人かもしれませんし、がんなどの病を経験した人、または人生のターミナルにいる人かもしれません。
それだけではなく、学生、ビジネスパーソン、アスリート……、実はどんな人でも、多かれ少なかれ”孤独”の中に生きています。
どんな人にもアロマセラピーが必要で、どんな人もアロマセラピーの恩恵を受けることができるのです。

ジョナサン・ベナビデス先生による「エモーショナルアロマセラピー」「HEARTS」入門無料トークセッションが開催されました。
ライブでご参加くださった方々から「セラピストとして大切なことを教わった!」「ジョナサン先生のお人柄を感じることができた!」という喜びの感想を多数いただきました。ありがとうございます!
(アーカイブ(録画)視聴は今からでもお申し込みが可能です。)
トークセッションでは、ジョナサン先生が長年ライフワークとしているアロマセラピーによる「感情」と「痛み」ケアの紹介がありました。
とーっても良いお話でしたので、少しシェアいたします。
まず、感情について。
精油を使った感情のケアは「アロマコロジー」とも呼ばれ、その目的のひとつが「感情のウェルビーイング」、つまり「自分は幸せだ」と感じることです。
アロマセラピストとしてクライアントの感情のウェルビーイングをサポートする際には、単に「香りの良いレシピを調合してあげる」のではありません。
身体・心・スピリットすべてが調和が取れた状態で、感情の滞りがなく自分らしくいられるウェルビーイングの状態を、他力ではなくクライアント自身が創り出せるようにサポートする……、それがアロマセラピストの仕事なのです。
香りで感情を整えるというのは、簡単そうに聞こえるかもしれませんが、感情は目で見ることができず、手で掴むこともできず、Before / Afterの比較が分かり難いものです。
「なんとなく、気分が良くなった……かも!?」という程度では、クライアントに信頼していただくことは難しいのです。
そこで、ジョナサン先生のアロマセラピーセッションでは「徹底的にゴール(目標)を明確に、具体的にすること」、「効果をきちんと測定すること」、「得られた効果を持続させること」を大切にしているそうです。

例えば、セッションの目的が「ハッピーになりたい」では、少々漠然とし過ぎてしまいます。
コンサルテーションで「どうやったらハッピーに感じるのか」をアクティブにリスニングしていき、どんどんゴール(目標)を明確に、具体的にしていくこのプロセスが、実はとても大切なのです。
この時点で、クライアントの気持ちがどんどん整理されていきます。
コンサルテーションで既に癒しが始まっている……!これぞ心理学者であるジョナサンのマジックです!
そして、その目標を達成するためにさまざまな精油を駆使し、アプリケーション(ロールオン、インヘーラー、ディフュージョン、トリートメント等)の選択をおこなっていきます。
ここが、アロマセラピストとしての腕の見せ所ですが、もちろんクライアントの香りの好みや感性を大切に考慮しながら一緒に創っていくことが重要です。
ボディへのアプローチも大切です。何故なら、感情はボディと切り離すことはできません。
慢性化した感情の問題は、内臓に宿り、蓄積されて表面化していくのです。
例えば「喘息の症状を改善したい」「アレルギー体質を手放したい」「心臓の動悸が気になる」など、内科的な症状をお持ちの方にも、実は根本には感情の問題が深く関わっていることが多くあります。
そういった身体の問題にも変化を起こすことができるのだそうで、感情のケアとは大変奥深いものですネ!
ジョナサン先生のアロマセラピーのセッションが、いかにホリスティックで奥深いものかが、お分かりいただけたのではないかと思います。
その背景には、、「クライアントが主人公」というジョナサン先生の徹底したスタンスがあります。

2025年4月12(土)~14日(月)に東京で開催されるエモーショナルアロマセラピー・プラクティショナー養成コースでは、ジョナサン先生がご自身のアロマセラピーセッションの全貌を世界で初めて公開して、伝授してくださいます。
そして、コンサルテーションから精油選び、ボディからの感情ケア、アドバイス、効果の測定など、ひとつひとつの工程を実習していきます。
このエモーショナル・アロマセラピーの手法は、相手が子どもでも、大人でも、病の中にある人も、そうでない人も、場所が病院でも、家庭でも、学校、サロンでも、どの現場にも応用することができます。
参加者全員がそれぞれの現場で「ミニ・ジョナサン」になれるよう、ジョナサン先生が丁寧にご指導くださるようですよ。
「アロマセラピーの美しいことろは、即効性があることです」とジョナサン先生は仰っています。
セッションの最中から、みるみると相手の顔が変わり、変化が見られるのが、他のセラピーとの違いなのだです。
もちろん、感情のケアができるアロマセラピストは、自分自身の感情もアロマで整えることができます。
コースでは、即効性があり、結果が分かりやすいセルフケアも伝授くださるそうです。
この春、ジョナサン先生から感情へのアロマセラピーアプローチを学んでみませんか?
エモーショナルアロマセラピー・プラクティショナー養成コースは、2024年4月12日(土),13日(日),14日(月)で、会場は浜松町近辺を予定しています。
2025年2月12日(水)までにお申込みいただいた方には、早期割引がありますよ。
また、4月19日&20日に開催される「痛みの緩和とアロマセラピー~HEARTSプラクティショナー養成コース~」と5日間セット割引もあります。
プラクティショナー資格取得には3日間の参加が必要ですが、どうしても土日しか都合が合わない方は、Day1&Day2のみの受講も可能です。お気軽にお問合せください。
次のブログにて、ジョナサン先生の「痛みの緩和」についてお話しする予定です。